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昭和30年代の婦人服を、令和に再現したら…… 懐かしさがこみ上げる完成形に「子どものころのお母さん達のまんま」「映画スターみたい!」

2024年07月26日 21:03  ねとらぼ

ねとらぼ

昭和36年の「主婦の友」に載っていた服を再現したら……

 昭和30年代のファッションを再現し、旅行着向きのツーピースを作る動画がYouTubeチャンネル「そーいんぐ実況 わかこ」に投稿されました。動画は記事執筆時点で2万8000回以上再生され、700件以上の高評価を獲得しています。


【画像】完成した服を見る


 投稿者は、2021年4月にミシンを購入して服づくりを始めたわかこ(@wakako_sewing)さん。本を参考に昭和レトロな服を次々に作っており、以前にも地味な生地をかわいい昭和風セットアップに大変身させる動画が話題になりました。


●昭和の旅行着作りに再挑戦


 今回は、昭和36年発行の雑誌「主婦の友」に掲載された旅行着向きのツーピースづくりにリベンジします。以前に一度作ったことがあるものの、完成後に襟のミシンのかけ方や生地、フィット感など改善したい場所がたくさん出て来たとのこと。また、前回は端の処理をギザギザミシンにしていましたが、今回はロックミシンを使ってより美しく整えます。


 生地は、以前使用したサテン調とは印象が異なる黄緑色のコットン生地で制作することに。まずは、前身頃と後ろ見頃のダーツ部分を縫っていきます。ウエストは前回より緩くフィットするように調整しました。パーツができたら、後ろ中心をつなぎ合わせて袖を縫いつけていきます。


 続いて、気になっていた襟の部分を作っていきます。前回は前面に入っていたミシン目を、今回は襟の後ろ中心にくるように工夫しました。襟も背中も後ろで合わせているため、見た目がすっきりとしています。


 襟を縫いつけて左右対称になるようにステッチを入れたら、袖やボタンをつけていきます。ボタンの位置も以前のものから改良しました。


 これで、こだわりが詰まったセットアップのトップスが出来上がりです!


 ボトムスは前回のズボンからタイトスカートに変更。ふっくらとした襟、緩やかにウエストに沿うトップスと組み合わせると、よりエレガントさが感じられます。


 以前作ったものと比べると、その違いは一目瞭然。作り直したおしゃれな「昭和の旅行着」に大満足なわかこさんなのでした。


●昔を懐かしむ声続々


 コメント欄には「懐かしすぎる~! 子どものころのお母さん達のまんま。夏のお出かけ着」「布地もボタンもレトロでかわいらしい」「これぞ昭和って感じの服ですてきです」「昭和の映画スターみたい!」と懐かしさを感じる声や、「キレイな緑色でかっこいい」「わかこさんにめちゃめちゃ似合ってる!」と称賛の声が寄せられています。


 わかこさんは、この他にも昭和の雑誌を参考にしたレトロな洋服作りの動画をYouTubeチャンネル「そーいんぐ実況 わかこ」で多数公開中です。また、X(Twitter/@wakako_sewing)では日常の出来事も発信しています。


画像提供:「そーいんぐ実況 わかこ」さん