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2024鈴鹿8耐は5万6000人が来場。前年から1万人以上の増員、多くのメーカーやMotoGPライダー参戦が効果か

2024年07月25日 21:20  AUTOSPORT web

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2024鈴鹿8耐の2周目
 三重県の鈴鹿サーキットで7月19~21日に開催された『2024 FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会』。コロナ明けの3大会目は、3日間で延べ5万6000人が来場して過去2年から増員した。

 真夏の祭典こと、国内の二輪ロードレースで圧倒的な人気と知名度を誇る鈴鹿8耐。2020年と2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響によって開催が中止されていたが、2022年以降は鈴鹿サーキットの一大イベントとして戻ってきた。

 今年の鈴鹿8耐公式レースウイークは7月19日(金)から始まって予選、20日(土)には上位10台のスターティンググリッドを決めるトップ10トライアル、そして21日(日)に8時間の決勝レースが行われ、Team HRC with Japan Post(高橋巧/ヨハン・ザルコ/名越哲平)が3年連続での優勝を飾った。

 決勝レース終了時にはEWCおよび鈴鹿サーキットが3日間の観客動員数を発表し、5万6000人が来場したことがわかった。内訳は、金曜日が7000人、土曜日が1万9000人、日曜日が3万人となっている。

 2022年は4日間で計4万4000人(公式セッションが木~日)、2023年は3日間で4万2000人(公式セッションが金~日)だったため、増加傾向にある。ところが、コロナ前の2019年は4日間で10万9000人を動員していることから、来年以降はかつてのような盛り上がりが復活していくことに期待したい。