室内の湿度が高くなると、カビや結露の発生が気になるもの。それを防いでくれるのが「除湿機」です。
除湿機は、大きく3つのタイプに分けられます。室温が高い夏に適した「コンプレッサー式」と、冬場の結露防止に強い「デシカント式」、両方の良いところを合わせ持った「ハイブリッド式」です。
除湿機を選ぶときは、大きさやタンクの容量だけでなく、使用する時期や目的を踏まえて適した除湿方式の製品を選びましょう。
ここでは、おすすめの「除湿機」をAmazonの売れ筋ランキングからピックアップして紹介します。
本記事では、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2024年7月10日15:00現在)に基づいてランキングを参考にしています。
●シャープ「衣類乾燥 除湿機 CV-R71-W」
シャープの「衣類乾燥除湿機 CV-R71-W」は、強力除湿ができるコンプレッサー式の除湿機です。室内の湿気を冷却器(コンプレッサー)で冷やして結露させてから取り除くので、気温・湿度共に高い夏場の湿気をしっかりと取り除いてくれます。
床まで届く下向き送風機能があるので、脱衣所のマットやカーペット、床など足元の除湿ができるのも注目ポイント。風と一緒にプラズマクラスターも足元に広がるので、臭いの元になる原因菌やカビを除菌できます。
本体にホースをつなげば、24時間連続で排水できるのでタンクにたまった水を捨てに行く手間も省けます。
●アイリスオーヤマ「除湿機 DCE-6515」
部屋を移動させて使いたい人には、アイリスオーヤマの「除湿機 DCE-6515」がおすすめです。持ち手が付いているので、楽に移動させられます。
強力に除湿できるコンプレッサー方式で、ランニングコストが1時間あたり約5円とリーズナブルなのも注目したいところ。大型フラップとオートルーバー機能搭載で、乾いた風を広範囲にまんべんなく送風できるため、衣類乾燥機としても使えます。洗濯物の生乾き臭や部屋干し臭が気になる人には特におすすめです。
目標湿度を設定して運転できるので、除湿しすぎも防げます。
●アイリスオーヤマ「除湿機 IJD-I50」
アイリスオーヤマの「除湿機 IJD-I50」は、除湿機とサーキュレーターが両方搭載されています。それぞれ単独でも使用できますが、洗濯物を乾かすときは併用すると効率的です。サーキュレーターでしっかり風を当てれば、乾きにくい洗濯物も中心までしっかり乾かせます。
本体下部のタンクは約2.5Lの大容量ですが、コンパクトで楽に排水できるのもうれしいポイント。軽い力で簡単に引き出せます。また、ヒーターの熱によって空気中の水分を蒸発させて除湿するデシカント方式のため、気温が低い時期も活躍します。