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アドビが「Photoshop」「Illustrator」のデスクトップ版をアップデート テキストから画像を生成する機能を追加

2024年07月24日 06:11  ITmedia PC USER

ITmedia PC USER

Photoshopの新機能「画像を生成」の利用イメージ

 アドビは7月23日、画像編集ツール「Photoshop」と、ベクターグラフィックスアプリ「Illustrator」のデスクトップ版(Windows/macOS向け)のアップデートを実施した。アップデート後のバージョンはPhotoshopが「25.11」、Illustratorが「28.6」で、いずれも生成AI「Adobe Firefly」にまつわる機能強化が実施される。


【その他の画像】


●Photoshopのアップデート内容


 Photoshopでは、テキストによる画像生成AI機能「画像を生成」を新規実装する。最新の「Adobe Firefly Image 3モデル」を用いており、テキストプロンプトを入力することで画像の生成を行える。


 また編集機能の強化として「選択ブラシ」機能を拡充。ブラシでなぞるだけで選択範囲を指定することが可能となり、より少ないステップでエリアを指定できるようになった。


●Illustratorのアップデート内容


 Illustratorでは、テキストからベクターグラフィックスを生成できる機能「生成ベクター」がβ実装される。「Adobe Firefly Vector 2モデル」を採用し、オリジナルのシェイプに詳細な生成ベクターを作成できる「生成塗りつぶし(シェイプ)」機能もβ版として利用可能だ。


 最新機能の詳細は、アドビのWebサイトで確認できる。