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田中真琴主演、道本咲希監督の長編映画デビュー作『ほなまた明日』が9月28日公開。予告編到着

2024年07月23日 19:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

ENBUゼミナールのシネマプロジェクト第11弾作品『ほなまた明日』が9月28日より新宿のK’s cinemaほか全国で順次公開。予告編が到着した。

同作は、自ら主演を務めた短編映画『19歳』で『PFFアワード2018』審査員特別賞を受賞し、その後『ndjc2021』で『なっちゃんの家族』を制作した道本咲希監督の長編映画デビュー作。写真家を目指し、不器用ながらも自分を信じて歩き続ける芸大生の草馬ナオ、ナオに振り回されつつ、その才能を認める同じ写真学科の小夜、山田、多田が、才能や境遇に折り合いをつけながらそれぞれの歩幅で進んでいく日々が描かれる。

ナオ役に田中真琴、山田役に松田崚汰、小夜役に重松りさ、多田役に秋田卓郎がキャスティング。予告編には、ナオがカメラを構えて街を歩き回る姿や、彼女を応援しつつも葛藤を抱える仲間たち、ナオが涙を流す友人を被写体に据える姿が映し出されている。

新宿御苑前のトーテムポールフォトギャラリーでは8月6日から『淵上裕太 × 染谷かおり / Yuta Fuchikami × Kaori Someya 映画「ほなまた明日」公開記念写真展 / See You Again Tomorrow』を開催。昨年8月に大阪の街で撮影した『ほなまた明日』の劇中写真、映画現場のスチール、今年7月に俳優陣を撮影した写真が展示される。

【道本咲希監督のコメント】
自らを信じ、子供のように無邪気に歩き続ける人になりたかった。
全てにおいて嘘がなくて、だから人を傷つけてしまうような人になりたかった。
でもなれなくて、なのでこの映画を作りました。
SNSが発達し、他者の反応や情報に惑わされると思うけれど、惑わされてもいいけど、どうか自分を信じ続ける大切さを忘れないで。今のうちに、この嘘のない真っ直ぐな映画を見て頂きたく思います。

【田中真琴のコメント】
ナオという強くて儚くて大好きな役を演じさせて頂いてから一年程が経ちました。街を歩いていても、ふとナオだったら撮りたくなるなぁ~とか、写真展を見つけてはふらっと入ったり、確実に私の中でナオは生き続けていて凄く影響を受けています。俳優という仕事の中で色々な役をさせて頂いてますが、ここまで自分と重なる役も珍しく有り難いなと感じています。それほど私は全力でそれこそ人生をかけて演じさせて頂きました。とてもとても思い入れがあり、大好きな作品です。皆様に観て頂き是非感想を聞かせてほしいです。

【松田崚汰のコメント】
公開へ辿り着けたこと、この上ない喜びです。『ほなまた明日』に出会ってくれた人、これから出会う人、この映画をよろしくお願いいたします。
山田!山田!山田!ほんまに愛おしいよ。たくさん泣いて笑って走って生きていこうね。
大丈夫だよ、きっと全部大丈夫!!!

【重松りさのコメント】
3月にイベント上映を終え、こうして本公開を迎えられること、とても嬉しく思います。
小夜は主人公のナオと仲良しでありながらも、密かに劣等感を抱えながら写真に向き合いもがいている、優しくまっすぐな女の子です。
彼女たちの日々を通して、観てくださる皆さまの心にどんな気持ちが映るのか、今からとてもワクワクします。
是非、劇場へ会いに来てください。

【秋田卓郎のコメント】
オーディション兼ワークショップは何十時間もありとても過酷でした(笑)
ただ、共演者の皆さんから作品に対する熱量と意識の高さに刺激を貰いましたし、スタッフの皆様も居心地の良い雰囲気を作って頂いたのでとてもお芝居しやすかったです。
主軸となる学生役の4人はこの期間、徹底的に外に出てストリートスナップを撮って、写真や役に対して深く理解をするように動きました。
「写真」がテーマですが、それだけじゃなくナオを取り巻く彼ら彼女らの葛藤、覚悟、恋愛という日常にあふれているものが凄くリアルに描かれてるので誰しもが自分に照らし合わせながら抱く感情に共感して頂けると思います。ほなまた明日、劇場で会いましょう!