2024年7月中旬に「可愛すぎるもなか」としてX上で大きな話題になった和菓子がある。
それがこちら。
かわいい!(画像は編集部撮影、以下同)
くじらもなか本舗(宮城県仙台市)の「くじらもなか」だ。
パッケージには、伊達政宗公の兜を彷彿とさせる三日月を頭に乗せたクジラが描かれたパッケージが、すでに可愛い。
だが、可愛いのは、箱だけではない。
蓋を開けてみると......。
仙台みそに青のり、ワイン!?
いっぱいいる~!
中のもなかも、しっかりくじらの形をしているのだ。お行儀よく並ぶクジラたちに思わず頬が緩んでしまう。
入っていたのはあずき、ごま、抹茶、仙台みそ、青のり、珈琲、ワインの7種類。青のりや珈琲、みそ、ワインなんて、もなかではなかなか見かけない味。見た目だけではなく味までかなりユニークだ。
青いお皿で泳がせたくなっちゃう
公式ウェブサイトによるとくじらもなか本舗は、地元宮城県の金華・鮎川沖がかつて一大捕鯨場であったことから、「地域の産業と伝統を後世に繋ぐ」という店主・鈴木昭爾さんの思いにより誕生。
以来、40年以上にわたり、店主が1つずつ手作りしてきたという。
「くじらは太古の昔から大海を守る縁起の良い生き物と言われます。『くじらもなか』は、見た目も楽しめ、手に取る人に幸せを運びます。日本茶でもコーヒーでも紅茶でも、どのお飲み物にでもよく合いますので、お好きな組み合わせでお召し上がりください」(くじらもなか本舗公式ウェブサイト内「くじらもなかについて」より)
青のり味
記者も早速食べてみた。
クジラとおなじく海で育まれる「青のり」は、ふわっと鼻に抜ける磯の香りと塩味が特徴的。想像以上の"青のり"感にびっくり。
甘いものが苦手でも食べられそうなさっぱりとした味だ。
仙台みそ味
地元らしい「仙台みそ」は、濃厚なみそがクセになる味。初めて食べるのに何だか懐かしいような不思議な気持ちになった。
オーブンや冷凍庫にも、クジラが...
同封されていた説明書によれば、オーブントースターで軽く焼くことで香ばしくしたり、冷凍してひんやりさせて食べたりするのもオススメとのこと。冷やしても餡は固くならないそうだ。
可愛いだけではなく、味の種類も豊富で、美味しくて楽しい「くじらもなか」。仙台市にある店舗のほか、オンラインショップでも購入可能。
癒されたいという人はぜひ、チェックしてみて!