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知らないうちに緊急通報されて、警察から電話が:スマホあるある失敗談

2024年07月22日 18:21  ITmedia Mobile

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スマホあるある失敗談を紹介

 スマートフォンが日用品と化した今、日々使う中で「やらかした」「失敗した」という出来事は誰しもあるはず。この連載では、読者から寄せられた失敗談をご紹介します。今回は緊急通報に関する失敗談です。


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●今回の失敗談


知らないうちに緊急発報されていて、警察から電話が来たことがある。


 筆者はケータイ(フィーチャーフォン)を使っていたころ、ポケット入れたまま誤って電話発信していたことがありました。ケータイの頃は(確か)画面ロックを掛ける習慣がなかったので、待受画面を表示したままポケットに入れて、誤ってアドレス帳か発着信履歴などのボタンをから発信していたのだと思います。


 スマートフォンになってから、ポケットに入れたまま誤発信することはほぼなくなりましたが、逆に誤って緊急通報するリスクは増しています。というのも、iPhoneとAndroidともに、電源キーを5回連続で押すと、緊急通報が可能だからです。スピーディーに緊急通報できる反面、誤発信することもあり得ます。実際、ドコモは2023年1月に注意喚起しています。


 この機能は設定でオフにすることができます。iPhone(iOS 17.5.1)の場合は「設定」→「緊急SOS」から「ボタンを5回押して通報」をオフに、Android(Android 13)の場合は「設定」→「緊急情報と緊急通報」→「緊急SOS」から「緊急サービスへの発信」をオフにすればOK。現在の設定がどうなっているのかを確認しておくといいでしょう。


 また、iPhoneとAndroidともに、ロック解除画面からも緊急通報でき、ロック解除画面で「緊急通報」を選択すると、ダイヤル画面に切り替わり、110番や119番に発信できます。ポケットに入れたまま緊急通報用のダイヤル画面になってドキッとしたことは筆者もよくありますが、そこから110や119を誤タップしてしまうのはまれでしょう。ただ、例えば小さなお子さんが触って誤発信することはあり得ます。小さなお子さんがロックされたスマホを触ろうとするのを見て、「画面をロックしているから安心」と過信するのは危険かもしれませんね。