ドラマ「Shrink―精神科医ヨワイ―」第2話のテーマは双極性障害、ゲストキャスト発表

七海仁・月子原作によるドラマ「Shrink―精神科医ヨワイ―」第2話に、松浦慎一郎、土村芳、河相我聞、佐戸井けん太、小林薫が出演する。

【画像】双極性障害描いた第2話の場面写真

中村倫也と土屋太鳳のW主演で、8月31日よりNHK総合にて全3回が放送される「Shrink―精神科医ヨワイ―」。第2話では弱井と雨宮が通い詰めるラーメン屋の店長・谷山玄に突如双極症の症状が襲いかかる。ベッドから降りられず、家から一歩も出ることができなくなった玄は、妹・楓から弱井たちが勤めるひだまりクリニックへの通院を勧められるが、常連の彼らには気を使わせたくないとまた別の早乙女クリニックに通うことになり……。

玄役は松浦、楓役は土村が担当。2人からはコメントも寄せられている。また河相は弱井の大学時代の先輩で精神科医の君島明役、佐戸井は双極症の治療で新星病院に入院する患者・林正信役、小林は玄の柔道の師匠で父親同然の存在・仙川鶴一役を演じる。

「Shrink～精神科医ヨワイ～」は小さなクリニックで精神科医として働く弱井幸之助を主人公にした医療もの。グランドジャンプ（集英社）で連載されており、ドラマでは弱井役を中村倫也、雨宮役を土屋太鳳が務める。

■ 松浦慎一郎（谷山玄役）コメント
世の中がコロナ真っ只中でどこか人間同士もギスギスしていた頃、僕の親しい方が心を病んでしまいその時に読んでいた本が「Shrink」でした。そこから僕もこの作品を読むようになり、その中でも特に印象深かった玄さんをまさか自分が演じる事になるとは思ってもいませんでした。 監督、プロデューサー、スタッフの皆さんを始め、弱井役の中村倫也さん、土屋太鳳さん、土村芳さん、共演者の皆様に柔らかく、温かく、見守ってもらうことで僕の身を預けて谷山玄役を演じられたように思います。作品を通して改めて人と人との繋がりを持てる環境の大切さを実感しました。ドラマを通して人と環境がそう在るようになっていく架け橋になれたら素敵だなぁ、と思います。ドラマ「Shrink」宜しくお願い致します。

■ 土村芳（谷山楓役）コメント
ストレスや悩んでいること、それは全て自分の弱さによるものだと思ってしまって、日々耐えている方は沢山いらっしゃると思います。そんな多くの方々に寄り添い、一人で解決しようとする以外にも方法がある事を、物語を通して優しく伝えてくれているのを感じました。私が演じさせていただいた楓も、大好きな兄である玄の変化に翻弄され、どうしていいか分からずにいましたが、弱井先生はそんな支える家族に対しても孤独を感じさせない、心強い味方になってくれました。中村倫也さん を はじ めとする素敵なチームが、皆さんに寄り添う味方でいられる様にと 精一杯の願いを込め作られたドラマです。多くの方に届きますように。