コンビニのトイレは利用者にとっては便利だが、店員にはかなりの負担になっているようだ。「コンビニで10年働いてました」という50代前半の女性(大阪府/サービス・販売・外食/年収250万円)も、トイレ事情について
「駅前なので、酷かったです」
と衝撃の光景を語る。(文:真鍋リイサ)
「こういう使い方をするのは、ほぼ何も買わない人達です」
「夜中酔っ払って、吐いて使えなくなる。大きいの漏らして、汚物まみれ。漏らした下着をそのまま汚物入れへ(男性しかこのパターンはしない)。 男性は尿を床や便器に飛び散らかし。 トイレットペーパーがつまり、床が汚水でベチョベチョ」
考えるだけであまりに不衛生だ。その掃除を行うのは汚した当事者ではなく働いているコンビニ社員なのだからウンザリするだろう。
「その度に全て清掃、消毒。酷い時は1時間以上かかります。備品(トイレットペーパー、掃除用洗剤)が無くなるのは、よくあるあるでした」
そんな風にトイレを汚すのは「男性の割合が高かった感じがします」という女性。加えて、
「カップルでトイレに入って出て来ないのなんて事もありましたし、トイレが詰まったので業者に来てもらったら針のついた注射器が出て来たなんて事もありました」
みんなが使うトイレであるという自覚が薄い人が多いようだ。また、例によって
「防犯カメラがあるので、わかる範囲で調べてみると、こういう使い方をするのは、ほぼ何も買わない人達です」
というから呆れてしまう。コンビニ勤務の苦労を知る女性は、「この話題はコンビニ業界では永遠のテーマだと思います」として、こう結んだ。
「緊急で利用したいお客さんもいるのは理解できるので、私は何も買わないお客様には貸さないが理想だと思います」
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