夏といえば体がひんやりするような肝試しが定番ですが、おばけや怪談とはまた別のゾクゾク体験をしたい方にぴったりの展覧会「行方不明展」が、東京・日本橋で2024年7月19日(金)~9月1日(日)まで開催されています。
意味がわかると、背筋がゾクッとするような展示が盛りだくさんの「行方不明展」。
一般公開に先駆けてisutaエディターが体験してきたので、ホラーレベルが気になる方は参考にしてみて。
行方不明展 / 東京・日本橋東京・日本橋のビルで、 7月19日(金)~9月1日(日)の期間で開催される「行方不明展」。
タイトルからして不穏な空気が漂う展示は、不安な気持ちになると同時に好奇心を駆り立てられる方も多いかもしれません。
お化け屋敷とはまた違った種類の気味悪さがありますが、展示されている内容は全てフィクションなのでご安心を。
怖いけど気になる…好奇心がそそられる4つの「行方不明」会場は、ひと、場所、もの、記憶の4つの行方不明がテーマになったブースがあり、「身元不明」「所在不明」「出所不明」「真偽不明」に分かれています。
前半の1階の展示を見た後は、一度建物の外に出て階段を下り、地下1階の後半ブースへ。
展示は、リアルな貼り紙から、実物大の電話ボックス、テレビに映る映像と多種多様。
ホラー要素もあるので、苦手な方はお友だちと行くのが良さそうです。
意味が分かると背筋が凍る!考察好きさんにはたまらないかも一見すると怖さが分からない展示も、説明書きを読むと背筋が凍るかもしれません。
ホラーが好きな方以外にも、映画や本の考察をするのが好き!という方にもおすすめです。
例えばこの展示は、ある二世帯住宅で、大掃除の際に見つかったという香水。
香水を使用する人が家族にいないため、不思議に思っていましたが、4歳の息子がこの香りを気に入ったため、捨てることができなかった代物だそう。
こちらは、実際に香水の香りを嗅ぐことができる展示になっており、五感を使うことでより世界観に入り込めます。
何の変哲もない写真立てですが、空の状態で飾られていたと聞くとなんだか不気味…。
空であることを誰も疑問に思っていなかったことや、「きれいな海で撮った写真」が入っていたという複数の証言があったことなど、説明を読んでそのストーリーを想像するのも、楽しみ方のひとつ。
「意味がわかると怖い」「その着眼点はなかった!」というような、どんでん返しの感覚を味わってみてくださいね。
この夏は、考察系ホラーを体験する?行方不明展は、じっくり見る場合は1時間~1時間半くらいの時間がかかりそう。
気味悪さを感じながらも展示に引き込まれること間違いなしなので、気になる方は今年の夏のお出かけ先にしてみてはいかがでしょうか。
行方不明展 会期:2024年7月19日(金)~9月1日(日) 時間:11:00~20:00 ※最終入場は閉館30分前 住所:東京都中央区日本橋室町1-5-3 三越前 福島ビル 1F 入場料:税込2200円(期間有効券 日時指定券の設定日以外、有効 / 日時指定券 会期中の7月20、21日以外の土日祝とお盆期間8月13日(火)~ 16日(金)の90分単位の指定チケット) 公式HP:https://yukuefumei.com/