『STRAWBERRY MUSIC FESTIVAL 2024 長沙』に出演したDEPAPEPE アコースティックギターデュオ・DEPAPEPEが6月16日、中国・長沙国際コンベンションセンター西広場で開催された『STRAWBERRY MUSIC FESTIVAL 2024(草苺音楽フェスティバル)長沙』(6月14、16日開催)に出演し、「START」や「ONE」など全7曲を披露した。初出演となった同フェスでのステージを終え、メンバーの徳岡慶也と三浦拓也は興奮冷めやらぬ様子のままORICON NEWSの取材に応じた。
【写真】灼熱のステージに風を起こす!初の中国フェスで極上のアンサブルを鳴らしたDEPAPEPE 同フェスは、2009年に北京通州運河公園で初開催。それ以降、毎年15~20回のペースで中国国内の計47都市145回で催され、6100組以上のアーティストが出演し、これまで750万人以上を動員している(今年3月時点)。今回は長沙国際コンベンションセンターを舞台に2日間行われ、各日約2万5000人を動員した。
14日公演は暴雨に見舞われたものの、DEPAPEPEが出演した16日は一転して猛暑。出演アーティストたちもステージ上から観客の体調を気遣う中、DEPAPEPEの出演時には一片の雲が現れ、燃えるような太陽を覆い隠すと同時に、心地好い風が吹いた。
そんな環境に2人が奏でるギターの音色が交わり、「私たちの音楽には国境がない」語というMCの通りに、音楽自体が持つ魅力とファンから自然と生まれる反応が極上の雰囲気を作り出した。
■初出演後の第一声 DEPAPEPEに現地インタビュー
――今回『Strawberry Music Festival』に出演してみて、どのような手応えを得ましたか?
「長沙は初めて訪れる場所でしたが、たくさんの方々がステージを観に来てくれて、手拍子や声援など様々な反応をもらえたので自分たちの音楽が伝わった感触がありました。フェスティバルなので、中国のアーティストのパフォーマンスを観ることができたのも刺激になりました」
――初開催から15年を迎えたフェスですが、存在はもともと知っていましたか?
「Strawberry Music Festivalの存在は実は出演が決まるまで知らなかったのですが、中国全土で開催されている大規模なフェスという情報を得て、出演できるのをとても楽しみにしていました」
――海外公演で今までに苦労した経験、心がけていることはありますか?
「海外公演の音作りは、音色のニュアンスを伝えるのに細かな調整を伝えるのは少し難しく感じることもあるので、より簡潔に音のイメージを伝えられるよう心がけています」
――長沙でのフェスということで、ステージ外で楽しみにしていたことは?
「本場・湖南省の食べものはとても楽しみにしていました。想像以上にカラかったですが(笑)、とてもおいしかったです」
――メジャーデビュー20周年おめでとうございます。これから挑戦してみたいことはありますか?
「ありがとうございます。昨年は20周年のスタートアップとして中国ツアーをまわって、現地でアツいファンがたくさん待っていてくれたことがすごくうれしかったです。まだまだ訪れたことのない国がたくさんあるので、いろいろな国々や場所で演奏していきたいなと思っています」
■DEPAPEPE『STRAWBERRY MUSIC FESTIVAL 2024 長沙』セットリスト
01. 星の数だけ願いは届く
02. FLOW
03. 風見鶏
04. START
05. ラハイナ
06. KATANA
07. ONE