勝手な勘違いで上司に罵倒されたら、ずっと消えない心の傷になってしまうだろう。ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)として働く50代前半の男性(東京都/年収600万円)は、
「数年前の話しですが、私のミスで他部署に迷惑をかけてしまい、上司に叱咤を受けました」
と事の発端を語る。「そこまでは当たり前の出来事」という男性だが、その後上司から、衝撃的な言葉を受けることになる。(文:真鍋リイサ)
「結局最後まで『お前みたいな無能はいらない』と信じてもらえませんでした」
迷惑をかけた他部署にも、男性自身で謝罪に行ったという。問題はここからだった。
「謝罪に行った際、何故か私が『お前のせいで上司に怒られた』と文句を言いに行ったことになっていたのです」
どういうわけか、謝りに行った先で逆ギレしたことになっていたのだ。相手がそう捉えたのか、どこかで間違った伝わり方をしたのかは分からないが、
「その事に対してまた上司に叱咤され、私は『謝罪に行っただけ』と何度も言ったのですが、結局最後まで『お前みたいな無能はいらない』と信じてもらえませんでした」
懸命に釈明したものの、上司は取りあってくれなかったのだ。しかもその後、「上司から無視され続ける」という仕打ちを受けた。
しかしその上司にも自業自得な出来事が起きる。
「その上司は、その後転勤をしてパワハラで降格処分となり、地方へ飛ばされても態度を改めなかったため、全員に無視され、鬱病になったと風の噂で聞きました」
この件だけでなく他の社員に対しても、自分勝手な態度を取っていたのだろう。男性は教訓をこう書いていた。
「自分がしたことは自分に返ってくると実感しました」
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