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きつい……新人が定着しない職場「ミスしても個人の責任。上長には何も責任が発生せず、責め立てるだけ」

2024年07月17日 11:50  キャリコネニュース

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せっかく採用した新入社員がなぜか定着しない職場がある。いったい何が原因なのだろう。宮崎県の20代女性(営業/年収350万円)の職場は、毎年5人前後の新入社員がいるが、5年後には半分以下になるそうだ。

「会社内の影では新入社員の悪口が絶えず、人員も不足しているため満足に仕事を教えてもらえないまま時間だけが過ぎ、『なぜできないのか』と言われる日々です」

これでは新人が仕事に集中できるわけがない(文:林加奈)

「板挟みと、責任の重さで病んでいく」

三重県の30代男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収550万円)は、「工場の生産管理課配属の新人が入社半年で欠勤。最終的に1年間欠勤が続き、解雇された」と語る。その理由をこう語る。

「業務として本社からのオーダーに合わせた計画立案、製造部門への計画指示と部品の調達を行うが、新人でも上司のフォローなくさせられる」

というから、仕事の振り方に問題があるのだろう。ほかにも

「本社からは上長を通さず、オーダー。厳しいオーダーでも基本100%回答をする」

その結果、製造現場はかなり無理をしなければいけないという。

「部品調達は上長承認なしで手配できる仕組みになっており、ミスした場合も個人の責任で上長には何も責任が発生せず、責め立てるだけ。本社と製造課長の板挟みと、責任の重さで病んでいく」

新人でありながら責任者並みの製造管理をやらされ、精神的に病んでしまうのだろう。これだけ重い仕事を課されながら「給料は手取りで月12万円程度」だという。新入社員が定着しないのも納得の職場だ。

※キャリコネニュースでは「新入社員が定着しない職場」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/QP2L8EDA