昔は箸の持ち方、使い方に育ちが出る、などと言われることがあったが、最近はそういう人も減っているだろう。しかし、愛知県の40代女性(事務・管理/年収650万円)は他人の箸の使い方に異様に厳しい。
「箸が使えないことは本人だけの問題であればよいと思うが、当方に寄ってくる人たちは全員迷惑な人だ。箸が使えないので料理をうまくつかむことができず、あちこちへ散らばりこちらに飛んでくる」
確かにこんな相手では食事が楽しめそうもない。(文:林加奈)
「終始音を立てて咀嚼し食べかすが飛んでくることもある」
女性は、自分に寄って来る「箸が使えない人」は、全員「変な人」だったと語る。しかも、
「全員、いわゆる『クチャラー』で終始音を立てて咀嚼し食べかすが飛んでくることもある」
というから悲惨だ。離れたところにある汁物の料理を取るのに、皿を近くに寄せたり小皿を使ったりといった事をせず、「汁が飛び散ったり、落としたりする」と説明し
「飛び散った服のクリーニング代を負担をしてくれるわけでもなく、一緒には汚すぎて食事はできない」
と心情を明かす。女性が特にマナーに厳しいというわけではなく、被害をこうむっていたのだ。
相手は「その程度のことにこだわっていない」などと言い逃れ
女性は箸の持ち方や食事のマナーが悪い人に対して、こんなふうに考えている。
「偏見はないが、こちらへの被害があると話は別。お里が知れますよ、というのはこのことだと思う。幼児期に食事のしつけを受けられなかったのは気の毒だとは思う。しかし、家庭以外で周囲からの指摘を受けているはずなのに、できないのはそれに対して本人が向き合わなかった結果だと思う」
家庭内でのしつけを受けていないとしても、ほかで指摘があったはずだと主張。それに真摯に向き合わず、改めようとしない相手の姿勢に女性は憤りを見せている。
「上記の理由で食事は一緒にできない、箸が使えないことを指摘すると全員、『その程度のことにこだわっていない』などと言い逃れをするが、つまり『その程度』のこともできないのだ。箸の使い方に限らず他のことにもできないときは向き合ってこなかったのだろう、と思う」
「実際、当方に寄って来る『箸が使えない』人たちは『その程度』のことができる当方を好きだ、と言ってくる。この人たちが好きなのは自分であって、できないときは周囲に依存し寄生してくるという結論だ」
こう厳しく批判する女性は、なぜか「箸が使えない人」に好かれてきたという。夫もその一人だったようで
「ちなみに箸が使えない夫と結婚20年目で離婚した。もう箸が使えない人は当方に寄ってこないでほしい」
と、最終的に離婚した経験をつづっていた。
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