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“ナルシシズム”は年齢重ねることで和らぐことが判明

2024年07月17日 04:10  ナリナリドットコム

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“ナルシシズム”は、年齢を重ねることで減少していくという。スイスのベルン大学の研究によると、若い人ほど自己中心的な傾向が強いものの、個人の役割や責任が変化することでその特徴が和らいでいくことが判明した。

一方、8歳から77歳までの約3万7000人が参加した、51の過去の研究データを分析した今回の調査では、自己重要感が過度に強い人は和らぐことはあっても、完全に変わるわけではないことも示唆されており、子供の頃に同級生よりも自己愛が強かった場合、大人になってもその傾向があることがわかった。

同研究を指導したウルリッヒ・オルト博士はこう話す。

「今回の発見は高いレベルの自己愛が人々の生活に様々な影響を与えることを考えると重要なものとなります」
「ナルシシズムの強い自分の人生、さらには彼らの家族や友人にも影響が出ます」

同研究の結果の背後にある理由がこれからの研究によって解明されるのを期待しているとして、オルト博士は、「一説によると大人になってからの社会的ルール、例えばバートナー、親、従業員としてのルールが“ナルシシズム”のレベルを下げより人格を発達させると言われています」と続けた。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20240788861.html