トップへ

故ジャニー喜多川氏の性加害問題、1001人が被害申告 補償金466人に支払い済、159人は事実確認できず

2024年07月16日 16:40  弁護士ドットコム

弁護士ドットコム

記事画像

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は7月16日、故ジャニー喜多川氏による性加害に関する補償状況について、補償受付窓口に申告をしたのは1001人、すでに補償金を支払ったのは466人であることを公式ホームページで明らかにした。


【関連記事:■カップル御用達の駐車場、営業拡大で3年目へ 70代男女管理人を直撃】



補償内容の通知はすでに512人に対しておこなわれており、うち484人が補償内容に合意したという。補償内容の通知を受けたが合意に至っていないのが28人、合意に至ったが同日時点で支払いに至っていないのが18人ということになる。



補償手続きを進めている同社の被害者救済委員会から補償内容の通知が行われていないのは、同日時点で489人。うち129人が在籍実績の確認や被害者救済委員会によるヒアリングなどの手続き中で、201人は被害者救済委員会や同社代理人からの連絡に対して返答がなく手続きが進んでいないとする。



また、残りの159人については、提出資料の検証や同社代理人によるヒアリングの結果、同社への在籍および被害のいずれの事実も確認できず、補償を行わない旨を連絡したという。



同社は、「引き続き誠心誠意、被害補償に取り組んでまいります」としている。