人を騙して意のままに操ろうとしてくる人間は、案外身近にいるのかもしれない。そんな人物とは即行で縁を切るのが身のためだ。
宮城県に住む40代後半の女性(事務・管理/年収250万円)は、「24年間を共にした同性」の友人と絶縁したと明かす。友人の言動について「一種の宗教です」と形容する。
「何度も何度も理由をつけ金をせびる。返してもらったことは1度もない」「私を足に使う」など、友人に使われている状態だった女性。どうやら友人は女性に対し、洗脳のようなことを行っていたようだ。(文:國伊レン)
「私は殺人事件まではいきませんでしたが……」
そもそも、友人はどのような性格だったのだろうか。女性によると「何かと奢らせ、悪友の子供達の分まで金を払わせられる。人が嫌がることをする」など、金にがめつい自己中心的な人物だったようだ。もはや悪魔だ。
それだけではなく、
「罵詈雑言で私の自信を無くす」
「霊感があるから先が見えると嘘を付き周りを巻き込む」
など、周囲をコントロールしようとしているかのような言動もあったという。常軌を逸した言動は「私の家族も嫌っていたので、今では語り草」になっているそうだが、当時は信じ込んでしまっていたそうだ。
「数年前にあった友人に言われ子を殺してしまった事件。あれも私と同じ類かと思います。私は殺人事件まではいきませんでしたが、マインドコントロールは本当に恐ろしいです」
女性が指しているのは2020年に起きた福岡5歳児餓死事件のことを指していると思われる。ショッキングな事件として世間の耳目を集めたが、女性としては他人事ではなかったようだ。
結局女性は、友人がこれまでの仕打ちを謝罪しなかったことに愛想を尽かし、距離を置くことにした。絶縁からは7年の月日が経っており「今は本当に幸せです」と語る。付き合うと危険な人の見分け方については、
「第一印象では相手の事は分からないと言いますが、第一印象こそ全てです。その時に何か引っかかるものがある時には、その人とは一切関わらないのが得策です」
と書いていた。24年の付き合いだったそうだが、出会った瞬間から違和感があったようだ。
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