トップへ

アコーディスASPのレクサスがFP1でクラッシュ。ドライバーは検査を受け無事も、マシンが修復不能に

2024年07月13日 07:10  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

FP1でクラッシュを喫した78号車レクサスRC F LMGT3(アコーディスASPチーム) 2024年WEC第5戦サンパウロ6時間
 7月12日、ブラジル・サンパウロのインテルラゴス・サーキットで開催されているWEC世界耐久選手権第5戦『サンパウロ6時間』のフリープラクティス1(FP1)にて、アコーディスASPチームの78号車レクサスRC F GT3(アーノルド・ロバン/クレメンス・シュミット/ケルビン・ファン・デル・リンデ)がターン4でクラッシを喫し、マシンが損傷。78号車は最初のセッションで早くも週末を終えることとなってしまった。

 雨上がりの濡れた路面から始まったFP1は、残り43分となったところでアーノルド・ロバン駆る78号車レクサスがクラッシュしたことで赤旗が導入。バリア修復を要することでセッションは再開されずに終了となった。

 ロバンはサポートを受けながらクルマから降りたが、FIA世界耐久選手権の広報担当によると、ブロンズランクのフランス人ドライバーは地元の病院で検査を受け、無事に退院してサーキットに戻っている途中だという。

 しかし、ロバンのチームメイトであるケルビン・ファン・デル・リンデは、車が修復不可能な損傷を負っているため、今週末は「レースを続行するチャンスはない」とSportscar365に認めた。

 フランスチームは現地に予備のシャシーを持っていないとみられるため、日曜日のサンパウロ6時間レースに出場するレクサスRC F GT3は1台のみとなってしまった。