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「BMW 4」シリーズのクーペとカブリオレに新型 - サーキットも走れる「M ハイ・パフォーマンス・モデル」

2024年07月11日 23:50  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
ビー・エム・ダブリューは7月11日、「BMW 4 シリーズ クーペ」と「BMW 4 シリーズ カブリオレ」の新型モデル(一部改良)を発表した。全国のBMW正規ディーラーにて同日から販売を開始した。納車時期は2024年8月の予定。


「BMW 4」シリーズは、プレミアム・コンパクト・セグメントにおけるスポーツ・セダンの代名詞「BMW 3」シリーズの派生モデル。2013年に初代モデルが誕生し、2020年には第2世代へと進化。2024年6月に第2世代の一部改良モデルが誕生している。



今回の新型は「BMW 4」シリーズのクーペとカブリオレをベースにしたもの。BMW M4 クーペが左/右ハンドル仕様、BMW M4 カブリオレが右ハンドル仕様だ。新型のラインナップと本体価格、おもな諸元は以下の通り。

○BMW M4 Competition Coupe M xDrive:1,458万円



全長4,805mm、全幅1,885mm、全高1,400mm、ホイールベース2,855mm、車両重量1,790kg、車両総重量2,010kg、排気量2,992cc、直列6気筒ガソリン・エンジン、最高出力390kW/6,250rpm、最大トルク650Nm/2,750-5,730rpm、WLTC燃料消費率9.8km/L


○BMW M4 Competition Cabriolet M xDrive:1,548万円



全長4,805mm、全幅1,885mm、全高1,400mm、ホイールベース2,855mm、車両重量1,930kg、車両総重量2,150kg、排気量2,992cc、直列6気筒ガソリン・エンジン、最高出力390kW/6,250rpm、最大トルク650Nm/2,750-5,730rpm、WLTC 燃料消費率9.6km/L


いずれもBMW Mが開発した高性能マシン「M モデル」であり、サーキットでの本格的な走行も想定した「M ハイ・パフォーマンス・モデル」に位置づけられている。エンジン・パワーがノーマルモデルより向上したコンペティション仕様で、BMWのインテリジェント4輪駆動システム「M xDrive」との組み合わせによって高い運動性能を発揮する。



装備面では、アダプティブLEDヘッドライトとレーザー・テール・ライトを採用。パワートレインの直列6気筒ツインパワー・ターボ・エンジンの出力は、20PS向上し530PSにアップした。



機能面では最新世代の安全機能と運転支援システムを搭載。高性能カメラ&レーダーと高性能プロセッサーによる最先端運転支援システムを装備し、高速道路での渋滞時におけるドライバーの運転負荷を軽減する。一定の条件下においては、ステアリングから手を離して走行できる「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」も利用できる。



そのほか、最新世代のコネクティビティの搭載、Apple CarPlayへの対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する機能などを備える。BMWデジタル・キーは標準装備となり、キーがなくてもスマートフォンをドア・ハンドルにかざせば車両のロック解除と施錠が可能。指定の場所にロック解除に使用したスマートフォンを置いてスタート・ボタンを押せばエンジンも始動する。(リアクション)