コスチュームジュエリーとは、宝石や貴金属を用いず、多種多様な素材からデザインを重視してつくられるジュエリーを指す。同展では、コスチュームジュエリーの先駆けとなったデザイナー「ポール・ポワレ(Paul Poiret)」の作品のほか、「スキャパレリ(Schiaparelli)」や「ランバン(LANVIN)」などのメゾンに提供されたジュエリー、ヨーロッパから伝わり、独自の発展を遂げたアメリカンコスチュームジュエリーなど約400点を紹介。一部アイテムは、「シャネル(CHANEL)や「ディオール(Dior)」、「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」のドレスやスーツにコーディネートして展示される。そのほか会期中には、コスチュームジュエリー研究家 小瀧千佐子による講演会や、ネックレス作りのワークショップ、学芸員によるギャラリートークなどのイベントを実施する。