「疲れやすい体」「疲れが取れにくい体」になる夜のNG習慣
・仕事後に疲れているときも、人付き合いを重視してしまう・「疲れているときは栄養を摂ろう」と無理をしてでも満腹になるまで食べる
・夜食の習慣がある
・入浴時間は短めで、シャワーで済ますことも多い
・バスタブにしっかりつかる場合、熱めのお風呂が好き
・夜型で、寝る時間が遅い
・ベッドに入ってからもスマホやタブレットを見るのがやめられない
疲れにくい体を作る! 夜に取り入れたい生活習慣4つのポイント
1. 人付き合いより、休息を大切にする日を作る疲れていると感じるときは、まっすぐに帰宅してゆっくりと過ごしましょう。付き合いで飲みに行き、遅い時間まで飲食をしていると、胃腸にも負担がかかり睡眠の質が落ちます。結果的に、一晩寝ても回復できず疲れが蓄積されてしまうのです。
2. 疲れているときは少量をバランスよく
疲れている時は、内臓も疲労しているもの。無理をして食べると、消化不良を起こしてしまいます。量ではなく質を重視し、胃腸に過度な負担をかけないようにすることが大切です。
3. 疲れを取るお風呂の入り方のポイントを押さえる
お風呂は就寝直前を避け、38~40度のぬるめの湯温がおすすめ。リラックスでき、入眠が促されます。ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、血行が促進されて疲労回復に役立ちます。
4. 眠る前にはスマホやパソコンを見ない
スマホやパソコンによる光刺激によって、体内のリズムが乱れてしまいます。睡眠障害のきっかけとなったり、疲労回復に関係するホルモン分泌に悪影響を与えたりすることがあるので、帰宅後のスマホやタブレットの使用はなるべく控え、部屋の照明は早めに落としておくのが疲労回復のポイントです。
改善できる部分からでも少しずつ生活習慣を見直して、疲れにくい体作りに役立ててください。
檜垣 暁子プロフィール
ロイヤルメルボルン工科大学にて応用理学士、カイロプラクティック理学士を取得。日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。大学付属クリニック、個人治療室を経て、2003年からは横浜に開院した治療室で特に肩こり・腰痛に悩む人の施術に当たっている。病院の検査では異常が見つからない「機能的な異常」による不調の悪循環を絶つべく、カイロプラクターの視点から、体が楽になるために役立つ情報を数多く発信している。(文:檜垣 暁子(カイロプラクティック理学士))