7日投開票の東京都知事選で3選を決めた小池百合子氏が9日、都内で行われた東京商工会議所の『新札発行記念式典』に出席した。
【写真】キラキラとした笑顔を見せる相武紗季 史上最多の56人が立候補した都知事選で、290万以上の得票数で制してから2日。小池氏は「七夕の日、3期目の当選をお預かりすることとなりました。引き続き皆様方のご指導、また提案などいただきたく存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます」とあいさつした。
今回の日本銀行券改刷で新たに肖像に選ばれた渋沢栄一氏、津田梅子氏、北里柴三郎氏に関して「共通するのは教育。渋沢さんについては、人生において500社もの企業を立ち上げられたスタートアップの神様ですよね。教育や福祉にも力を入れられてきた。すごい人だなと改めて思うところです」と称えた。
そして「東京都も去年からスタートアップ支援のイベントを立ち上げ、400数十社に集まっていただくと同時に、インベスターの方々のマッチングの場にもすることができました」と胸を張りつつ、「東京都は今後もスタートアップをさらに後押ししてまいりたいと思っております」と語った。
続けて直近で行った国際イベントや臨海エリアでの施策などについて触れながら、「東京都は常に動いていかなければいけない」と決意。「首都東京として、経済発展、都民の暮らし、そしていつ何時やってくるかわからない災害など、あらゆることに備えていきたい」としつつ、「経済についてはただ守るだけじゃなくて攻めていきたいと思っております」と力を込め、「これからも皆様方のご協力のもと、激動の時代にあって持続可能な素晴らしい未来を、様々な支援から学びながら進めていきたいと考えております」と呼びかけた。