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手取り18万円の30代女性「家賃光熱費で半分消える。貯金を切り崩して生きている」

2024年07月08日 06:20  キャリコネニュース

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物価が高騰しているにもかかわらず、収入がそれに追いつかないため、苦しい生活を強いられている人は多いのではないだろうか。手取りが月20万円の人たちからは現状を嘆く声が多く寄せられている。(文:林加奈)

東京都の30代後半の女性(流通・小売り系/年収250万円/未婚)は、月の手取りが「18万円」だという。

「ボーナスがないため、全く贅沢はできないし家賃光熱費で半分消える。貯金を切り崩して生きているので、将来の見通しは全くない」

と、苦しい胸の内を明かしている。

ボーナスが4500円で「子どものおこづかいですか?って」

月の手取りが「16.6万円」だという東京都の50代前半の女性(東京都/その他/年収200万円/離婚・死別)も、悲嘆している。

「現在の手取り額はとても少ないと感じています。給料から社会保険として毎月3万500円も引かれているので……。ボーナスも子どものおこづかいですか?っていうぐらい少なく4500円でした。もっと収入を増やしたいと思っても年齢的に転職は厳しいのでお先真っ暗です」

月の手取りが少ない分、ボーナスに期待したいところだが、たった4500円とは少なすぎる。転職以外にも収入を増やす方法があるといいのだが。

手取り15万円未満も「給料に見合った生活水準に落としていけばいいだけ」

一方で、月の手取りは「14.8万円」だが、「そんなに困っていない」と前向きに回答したのは、栃木県の40代後半の男性だ(不動産・建設系/年収350万円/既婚)。月の手取りが15万円にも満たないが、なぜ生活に困っていないのだろう。

「収入の良かった会社にいたときに結婚もし、住宅ローンも組んで、あとは返済のみ。給料に見合った生活水準に落としていけばいいだけで、年齢とともにお金の使い方も荒くなくなったのとカード類を処分全て現金払い。ボーナスも年3回出る会社なので、毎月の給料が低くても不満はない」

と男性は回答。ボーナスが多いことと、収入に合わせて生活水準を落としていることで暮らしていけているようだ。

※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8