OTS使用可能時間帯では岩佐歩夢(TEAM MUGEN)が1分23秒646のトップタイムを記録。2番手には午前セッション1首位の牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、3番手には野尻智紀(TEAM MUGEN)が続き、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)と福住仁嶺(Kids com Team KCMG)も23秒台に入れている。
またテストならではの光景として、ITOCHU ENEX TEAM IMPULが19号車と20号車の車両を比較するためにドライバーの入れ替えを実施。このためセッション2では、エントリーリストとは異なり19号車を国本雄資、20号車を平良響がドライブしている。
そして残り5分、ピットに入っていた各マシンが一斉にコースイン。まるで本戦予選のごとくタイヤを入念に温めて初日最後の走行に入っていく。まずは阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が1分23秒561にトップタイムを更新し、続く小高一斗(KONDO RACING)が4番手、福住仁嶺(Kids com Team KCMG)が6番手にジャンプアップしてくる。
しかし、その阪口のタイムを好調の牧野が1分23秒144で上回ると、そのタイムを更新する車両は現れず、富士公式テスト初日は牧野が午前・午後の両セッションをトップで終えた。2番手は1分23秒202で山下健太(KONDO RACING)、3番手は1分23秒505で太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いた。
今回のテストでTGM Grand Prixの55号車をドライブした大津弘樹は1分24秒173で15番手、ITOCHU ENEX TEAM IMPULから第4戦への出場が決定済みの平良響は20号車を駆り18番手、女性ドライバーのJuju(TGM Grand Prix)は1分25秒745で21番手となっている。テストは8日(月)も午前と午後の2セッションが行われる予定だ。