7月7日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式インシーズンテストが静岡県の富士スピードウェイにてスタートした。9時30分から2時間行われたセッション1では、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムを記録し、2番手に坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、3番手に福住仁嶺(Kids com Team KCMG)が続いている。
30分が経過したころには、全ドライバーが一度目の走行を終えてタイムを記録。この時点では大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が1分24秒344でトップタイムとなり、野尻智紀(TEAM MUGEN)、福住仁嶺(Kids com Team KCMG)が続いた。女性ドライバーのJuju(TGM Grand Prix)はコースアウトする場面がありつつも、その時点での最多周回で精力的にラップを重ねていく。
その後もセッション1は大きなアクシデントなく進み、残り30分ほどでは、第2戦オートポリスでスーパーフォーミュラ初優勝を飾った牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分23秒703でタイムボードの首位に浮上。その他のマシンもタイムを縮めていき、2番手には1分24秒174で佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)が、3番手には1分24秒261で野尻がつける。
残り10分ほどにはほぼ全車がピットに戻ってタイヤ交換を行い、最終アタックシミュレーションの準備へ。残り5分のタイミングで、各車コースインしてアタックへ入り、まずは坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が2番手にタイムを更新。
さらに平良響(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がセクター1で全体ベストを刻んで11番手に入り、福住、山下健太(KONDO RACING)、山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)らが自己ベストをマークした。しかし、牧野が刻んでいたトップタイムは破られず、セッション1は終了となった。