清掃の仕事は衛生的に気になる事も多いだろう。掃除の仕方に抵抗を感じて、辞めたくなる人もいるようだ。栃木県に住む40代後半の女性(その他/個人事業主/年収300万円)は、ラブホテルの清掃を2日で退職した経緯を明かした。
なんでも以前キャリコネニューが配信した「ホテル清掃を即行で辞めた女性『コップを洗うスポンジとトイレ掃除の用具が同じバケツに入っていた』」という記事の内容と、自身が置かれていた状況が「ほぼ同じ」だったというのだ。(文:真鍋リイサ)
「風呂は使用済みのバスタオルで、全面拭き上げ。全て素手でやります」
人間関係についても前述の記事と同じく、難しさを感じたようだ。
「直接教えてくれる人が、イライラしながら教えるから、こっちはバタバタした感じで教わる。覚えきれない。教えるのが面倒くさいようです」
さらに「他の作業員は休憩の際、ハッキリ休憩と言ってくれない」と不満を明かす。仕事を始めたばかりの女性を気遣ってくれる人はおらず、休憩を取りづらい雰囲気でもあったようだ。極めつけは、ドン引きするような清掃の仕方だった。
「ラブホの部屋にあるコップ等洗って水気を拭くのは、使用した枕カバーを裏返してそれで拭く。洗面の鏡、蛇口その周りも枕カバーで拭く。トイレの汚物入れ交換、便器洗い。風呂は使用済みのバスタオルで、全面拭き上げ。全て素手でやります」
前に泊まった人が使用した備品で拭かれたコップなど想像しただけで使いたくない。さらに袋に入っているアメニティも決して清潔とは言えないようだ。
「アメニティは、繰り返し使用出来る物は洗って乾かして袋に入れる。出来ない物は、新しい物を補充」
とても掃除しているとは言いがたい。この仕事をした後ではホテルを使うことも躊躇してしまいそうだ。女性は最後に「辞めてサッパリした!!」と書いていた。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H