危ない目に遭ったのに無傷だったとき、何かが守ってくれたのかも……と思った経験は、誰にも一度くらいあるのではないだろうか。
契約社員として働く60代後半の男性は、かつてバイク乗りで、不思議な体験をしたことが何度もあったという。
「昔、魔のカーブと言われるカーブに二輪車で走行中差しかかったとき、急にブレーキもかけてないのに後ろから引き止められるようにして止まった」
そのため男性は二輪車を降り、手で押して魔のカーブを通り過ぎてからエンジンを掛けた。「亡くなった父が引き止めてくれていたように感じた」と当時の心境を振り返った。(文:天音琴葉)
何度も死にそうな事故に遭うも「痛みもなく静かに地面に降ろされたような感覚」だった
男性はこのほかにも、「何度も死にそうな事故に遭った」というものの大事には至らず、「怪我といえば爪の先をほんの少し割ったくらいで済んでる」と明かした。そして、事故の瞬間を次のように回想する。
「そんなとき誰か(なんなのかわからない)に包まれたような感触で、痛みもなく静かに地面に降ろされたような感覚しかなく、無事であったことを考えると自分の知らない世界の人からいつも助けられてるのではないかと思える」
数々の不思議な体験をしているからか、男性は「霊が目の前に現れても驚くようなことはない」ときっぱり断言する。
「なぜなら霊は昼でも夜でもそこら辺にいると思っているからで、自分には弱い霊は近づかない自信もある」
筆者は高校生のときだが駅の階段から派手に転がり落ちたり、最近では自転車でカーブを曲がりきれず転んだりしたが、ほぼ無傷だ。ただ、筆者は小柄だから衝撃が少なく無傷で済んでいるようにも思える。この男性の場合は、バイク乗りだから運動神経が良いということも関係しているかもしれない。
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