『怪盗グルー』シリーズ第4弾『怪盗グルーのミニオン超変身』が、アメリカで独立記念日の前日の7月3日に公開開始となった。
初日の国内興行収入は2700万ドルで、公開後5日間では1億2000万ドル(3日間の週末興収7000万ドルを含む)と推定され、予想通りの好調な滑り出し。
「The Hollywood Reporter」によると、同シリーズ第1弾『怪盗グルーの月泥棒』は2010年7月9日に公開され、9日から11日までの週末興収は5600万ドルだった。
第2弾『怪盗グルーのミニオン危機一髪』は2013年7月3日公開。今作と同様、アメリカ独立記念日前だった。公開後5日間の国内興収は1億4300万ドル。第3弾の公開日は2017年6月30日で、公開後5日間の国内興収は1億2000万ドルだった。
『怪盗グルーのミニオン超変身』より一足早く、この夏の映画業界を盛り上げたのは『インサイド・ヘッド2』だ。6月14日に公開開始となるや否や大ヒット。2024年公開作品で初めて世界興収が10億ドルを突破した。世界興収が10億ドルを突破したアニメ作品として、そのスピードは史上最速だったという記録も打ち立てた。『怪盗グルーのミニオン超変身』は『インサイド・ヘッド2』と観客層が重なるため、同じくヒットが予想&期待されていた。
『怪盗グルーのミニオン超変身』の日本公開は7月19日(金)。
(賀来比呂美)