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オム プリッセ イッセイ ミヤケがロナン・ブルレックとの協業にまつわる2つの展示を開催

2024年07月05日 12:41  Fashionsnap.com

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「Ronan Bouroullec:On the Wilds of Creativity」フライヤーヴィジュアル

Image by: ISSEY MIYAKE
 「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE)」が、フランス人デザイナーのロナン・ブルレック(Ronan Bouroullec)との協業にまつわる2つの展示を7月1日から開催している。ISSEY MIYAKE GINZA / 445、ISSEY MIYAKE SEMBAの2会場では、ブルレックとの取り組みのなかで生まれた2024-25年秋冬コレクションに関連する特別展示「Ronan Bouroullec:On the Wilds of Creativity」を開催。ISSEY MIYAKE KYOTOのKURAでは、ドローイングに焦点をあてた「Ronan Bouroullec: Drawings」が催されている。

 ブルレックは1971年、カンペール(ブルターニュ)生まれ。20年以上に渡りデザイン活動を行い、幅広い分野において国際的デザイン会社と協業し、その多くが世界中の美術館やデザイン界に高く評価されている。デザイナーとしての活動のほかにドローイングも行っており、作品は世界中の有数の美術館と財団で収蔵、展示されている。イッセイ ミヤケ社とは、20年以上に渡りデザイン活動を行い、2000年にはパリにある「エイポック (A-POC)」の店舗設計を弟とともに手掛けた。
 ブルレックとのクリエイティブ・セッションを通して生まれた2024-25年秋冬コレクションは、同氏が描いたドローイングの数々から色や形、筆致の流れる動きまでを服づくりに取り込んだ。「Ronan Bouroullec:On the Wilds of Creativity」では、作品と衣服との深く調和の取れた関係性を示した「対話」のプロセスに焦点をあてた。ブルレックの作品とコレクションの衣服を並べて展示することで、一見異なる創作分野である2者の関係性を問うという。今回のクリエイティブ・セッションの題材に選んだブルレックのドローイング5点が、同展のために、パリの版画工房イデムによる 「リトグラフ」という技法で刷られた。版画は、ISSEY MIYAKE GINZA / 445とISSEY MIYAKE SEMBAのみで展示および販売を行っている。クリエイティブ・セッションから生まれた衣服や小物シリーズは8月1日に発売する。

 「Ronan Bouroullec: Drawings」では、ブルレックが普段から使用しているスケッチブックから、ドローイング原画を2点展示している。壁面にはスケッチブックを1ページずつめくる様子を収めた記録映像を放映している。

■「Ronan Bouroullec:On the Wilds of Creativity」ISSEY MIYAKE GINZA / 445会期:2024年7月1日(月)~8月28日(水)所在地:東京都中央区銀座4-4-5時間:11:00~20:00入場料:無料 ■「Ronan Bouroullec:On the Wilds of Creativity」ISSEY MIYAKE SEMBA会期:2024年7月1日(月)~8月26日(月)所在地:大阪府大阪市中央区南船場4-11-28時間:11:00~20:00入場料:無料 ■「Ronan Bouroullec: Drawings」ISSEY MIYAKE KYOTO(KURA)会期:2024年7月1日(月)~8月14日(水)所在地:京都府京都市中京区柳馬場通三条下ル槌屋町89時間:11:00~20:00入場料:無料 公式サイト