いつも清潔、ほぼ24時間無料で利用できるコンビニのトイレ。ある職業の人たちにとっては無くてはならないものらしい。タクシードライバーの60代男性(兵庫県/年収700万円)は、コンビニのトイレに対して
「我々にとってはコンビニのトイレは神様です」
と感謝を語り、具体的な理由を教えてくれた。(文:永本はな)
海外からのお客様「この経費は誰が出しているの?」
「24時間営業ですし駐車スペースはあるし我々も早朝から深夜まで営業しているので本当にありがたいです」
また、男性は「海外からのお客様を乗せた場合などは大変驚かれますし喜ばれます」と明かす。というのも、「海外ではトイレは有料は当たり前」なのに「汚い、暗い、トイレの備品は無い、その上、危険な場所」という悪条件だからだそう。綺麗なトイレが当たり前になっている私たちには気付きづらいありがたみだ。
そのため外国人観光客から、日本のコンビニのトイレについてこんな質問をされるという。
「トイレをこんなにも清潔に明るく、備品も完備しているこの経費は誰が出しているの?」
もちろんコンビニオーナーだ。経費について気に掛けるのは、これが当たり前のサービスだと思っていない外国人観光客ならではの感覚だろう。男性は、「その通りです。無料のトイレといえども経費はかかっております」として、感謝を込めて次のように書いている。
「その経費は缶コーヒー1本分の利益では賄う事はできないでしょうが、ありがたいと云う意味を込めて今すぐ必要で無くてもお茶や水なら必要な時まで取っておくことも可能ですし、やはりお互いが気持ち良く過ごせる社会の潤滑油には必要最小限の費用ではないですかね」
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