悲しみと怒りで縁を切ったことはあるだろうか。富山県の30代後半の女性(医療・福祉・介護/年収450万円)が経験した衝撃的なエピソードを紹介する。およそ10年前、周囲が結婚、出産ラッシュとなり、女性も同じ時期に結婚と出産をしたという。ところが、
「私は子どもを産んですぐに亡くし、悲しみと絶望の中」
当時、「皆の幸せの邪魔はしたくない」と、友人たちと少し距離を置くことにした女性だったが……。(文:永本はな)
「子どもの写真を送り合い子どもの可愛さを互いに褒めあっていたのです」
女性は子どもを亡くした悲しみに暮れながらも、結婚・出産ラッシュに沸く友人たちを思い、
「しばらく連絡はできないことを仲の良かった友人にLINEグループを通して伝えました」
と明かす。しかしその後しばらくして、友人から連続してLINEが入ってきたという。
「見ると子どもの写真を送り合い、子どもの可愛さを互いに褒めあっていたのです」
友人たちも悪気は無かったとはいえ、女性があまりに無神経と感じるのも無理はなかった。その後の行動を次のように書いている。
「悲しみと怒りとで涙が止まらなくなり、何も返信せず、LINEのアカウントを削除、次の日に携帯の番号も変え、全員と縁を切りました」
なんとも悲しい話である。
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