パリ五輪に挑む女子バスケットボール日本代表がこのほど発表され、宮崎早織(28)が選出された。その妹・宮崎安奈(26)はボートレースを舞台に活躍している。
【写真】似てる?バスケ女子日本代表・宮崎早織 安奈は、姉の影響で小学4年生からバスケットボールを始め、高校では福井県立足羽高校へバスケットボール留学し、国体3位、インターハイベスト16。卒業後、2017年にWリーグ「新潟アルビレックスBBラビッツ」に入団、19年に引退した。
引退直後は普通に働こうと思っていたところ、父からボートレーサーへの挑戦をすすめられたことが転身のきっかけ。最初は乗り気ではなかったものの、バスケで活躍する姉の存在に刺激を受け、「違うスポーツではあるが姉と同じ高いレベルで戦いたい」と思い、挑戦した。
22年6月にデビュー初勝利を飾って以降、通算16勝(6月末時点)。昨年前期にはB1級に昇格した。“第二の故郷”である福井・三国では、昨年12月7日のGIII「オールレディース三国レディースカップ」で当地初勝利。今年6月7日~12日の一般「ヴィーナスシリーズ第6戦三国プリンセスカップ」では、自身初の準優勝戦進出を果たすなど、着実に戦績を積み重ねてきた。
姉・早織は、銀メダルに輝いた東京五輪に続き、2大会連続のメダル獲得に挑む。兄の泰右もJリーグでプレー経験があるサッカー選手。安奈は、ボートレーサーとして頂点を目指す。
BOAT RACE振興会は、第138期ボートレーサー募集を開始。期間は7月1日~9月6日。50人程度。応募資格は、年齢15歳以上30歳未満 (1995年4月2日~2010年4月1日生まれ)、身長175センチ以下、体重は男子が49キロ以上57キロ以下、女子が44キロ以上52キロ以下。