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元装苑編集長の児島幹規が大阪文化服装学院の特別教員に デザイン講義を担当

2024年07月04日 13:31  Fashionsnap.com

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元装苑編集長 児島幹規

Image by: 大阪文化服装学院
 元装苑編集長でメガネブランド「ゾフ(Zoff)」を運営するインターメスティックの執行役員を務める児島幹規が、大阪文化服装学院の「特別教員兼戦略スーパーバイザー」に就任した。

 児島幹規は、1968年岐阜生まれ。男性月刊誌「Begin」の編集長や「MEN’S EX」の編集長を歴任したのち、2013年に学校法人文化学園 文化出版局の「装苑」編集長に就任し、2024年3月まで職務に当たってきた。在任中には、毎日ファッション大賞やTokyo 新人デザイナーファッション大賞など、様々なファッションデザイン審査に携わってきた。
 同氏は、年間を通して大阪文化服装学院のデザイン講義を担当。ファッション・クリエイター学科 クリエイティブデザイナーコースの学生へのデザイン・コンサルティングやアドバイザリーを行う。デザイン面においては、デザイナーを目指す同コースの学生を直接指導することで個人の個性を引き出し、既成概念にとらわれない自由な発想を伸長させることを目的とする。また、戦略スーパーバイザーとして大阪文化服装学院の価値向上につなげる戦略立案やプロジェクトへの参画、業務支援や助言を行うという。
 児島は「大人のちょっとした一言で、学生の気持ちが大きく変わることを何度も見てきました。服飾専門学校において、平均点の高い学生を育てるカリキュラムは完全に時代錯誤であり、平等に指導するという不平等ほど学生にとって無駄なものはないと考えます。そのため、本気で個と向き合える大人の存在が必要だと行動していたつもりですが、それを豊田理事長に感じ取っていただき、お声掛けくださったことに感謝しています」とコメントしてる。
 なお、大阪文化服装学院のデザイン教員には、児島のほかにも杦山晶やオレグ・ミトロファノフ(Oleg Mitrofanov)が在籍する。