清水茜原作による実写映画「はたらく細胞」の追加キャストが発表された。
【大きな画像をもっと見る】「はたらく細胞」は白血球、赤血球、血小板などの細胞を擬人化したマンガ。人体で働く無数の細胞たちが病原菌と戦いながら、成長し、友情や愛情を育んでいくさまが描かれる。映画で赤血球役を永野芽郁、白血球役を佐藤健が演じるのは
既報の通り。
今回の実写映画は「はたらく細胞」に加え、スピンオフ「はたらく細胞BLACK」の2作品を原作に物語が展開されることが明らかに。シリーズ初となる“人間の世界”を映像で表現する。
新たに出演が発表されたのは阿部サダヲ、芦田愛菜の2人。不摂生にもほどがある父・漆崎茂役を阿部、健康優良な女子高生の娘・漆崎日胡役を芦田が演じる。体内環境に明らかに差がある親子の2人。映画では異なる体内世界で、それぞれの細胞たちがはたらく様子が映し出される。なお阿部と芦田は「マルモのおきて スペシャル2014」以来、10年ぶりに父と娘として共演を果たした。
出演にあたり、阿部は「原作漫画は大人だけでなくお子さんにも人気があると聞いていますし、映画もご家族で楽しく観ていただける作品になると思います」とコメント。芦田は「原作は、高校で免疫の勉強をしていた時に先生から勧められて読んだことがあり、以前から知っていました。面白くてタメになるし、すごく好きな作品だったので、参加させていただけると聞いてとても嬉しかったです」と語った。
本日7月4日には新たなキャラクタービジュアルに加え、最新の予告映像も公開。映像では親子のいつもの朝の食卓から日胡の体内の世界へとカメラが移動し、赤血球、白血球のコンビが印象的なセリフとともに登場する。また映画の公開日は12月13日に決定。今後、13人の追加キャストが発表される。
■ 阿部サダヲ(漆崎茂役)コメント
体の中の細胞たちの働きが分かりやすく描かれるので、出演して非常に勉強になりました。
原作漫画は大人だけでなくお子さんにも人気があると聞いていますし、映画もご家族で楽しく観ていただける作品になると思います。
娘役の芦田愛菜さんとは久しぶりの共演で、以前は「愛菜ちゃん」って呼んでいたのですが、いまや「芦田さん」ですね(笑)以前とは全然違っていて、とても大人になった感じがしました。
昔から演技もお喋りもお上手でしたが、今回共演して、改めて感心しました。
どんどんスキルが上がっている俳優なんだなと、実感しました。
実は、細胞役を演じられた俳優の皆さんとは撮影でお会いすることができなかったので、どういう世界観になっているのか、完成した作品を観るのがとても楽しみです。
■ 芦田愛菜(漆崎日胡役)コメント
原作は、高校で免疫の勉強をしていた時に先生から勧められて読んだことがあり、以前から知っていました。
面白くてタメになるし、すごく好きな作品だったので、参加させていただけると聞いてとても嬉しかったです。
細胞たちの特徴や擬人化のされ方などが知れば知るほど、あっ!そうだよな、なるほどな、と思うところがすごく多かったです。
阿部さんと久しぶりに共演することができて、とても嬉しかったです。
掛け合いのシーンでは、本当の親子のような安心感の中でお芝居をさせていただけて、すごく楽しかったです。
■ 武内英樹監督コメント
原作では体内のお話だけですが、映画では体の持ち主である、漆崎親子のドラマも描くことになり、不健康な父親をコミカルに演じていただける方、ということですぐに思い浮かんだのが阿部さんでした。
不健康な父を気遣うしっかり者の高校生の娘役は、かねてからこんな娘がいたらいいなと思っていた芦田さんにオファーしました。
また、10年ぶりに芦田さんと阿部さんが共演して、成熟した親子像を見られたら夢のようだ、とお二人とご一緒するのを楽しみにしていました。
お二人のお芝居を演出していると、昔の関係性と今の関係性がオーバーラップして、本当の親子みたいで胸が熱くなりました。
芦田さんは、等身大の女子高生らしさも、父親思いのしっかり者の日胡もリアリティをもって演じてくださり、阿部さんは、そんな娘の笑顔のために全力を尽す茂を、チャーミングに演じてくださいました。
細胞たちの活躍だけでなく、漆崎親子のドラマにもご期待ください。
■ 映画「はたらく細胞」
2024年12月13日(金)公開
□ スタッフ
原作:清水茜「はたらく細胞」(講談社「月刊少年シリウス」所載)、原田重光・初嘉屋一生・清水茜「はたらく細胞BLACK」(講談社「モーニング」所載)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
音楽:Face 2 fAKE
製作:映画「はたらく細胞」製作委員会
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:ワーナー・ブラザース映画
□ キャスト
赤血球:永野芽郁
白血球:佐藤健
漆崎日胡:芦田愛菜
漆崎茂:阿部サダヲ
(c)清水茜/講談社 (c)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (c)2024映画「はたらく細胞」製作委員会