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没後初、髙田賢三の大規模個展を東京と兵庫で開催 デザイン画などを展示

2024年07月03日 16:01  Fashionsnap.com

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 東京オペラシティ アートギャラリーが、「ケンゾー(KENZO)」の創設者 髙田賢三の没後初となる大規模個展「髙田賢三 Takada Kenzo」を開催する。会期は2024年7月6日から9月16日まで。

 髙田賢三は、1939年生まれ。日本人デザイナーとしてパリに進出し、最初に成功を収めた人物として知られる。2016年には、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュバリエが贈られている。同氏は2020年に逝去。81歳だった。
 同展では、「色彩の魔術師」と呼ばれた髙田の変遷を衣装展示やデザイン画でたどるほか幼少期のスケッチやアイデアの元になった資料、同氏を支えた人々との写真などを展示。日本人デザイナーの先駆けとしての創作活動を回顧するとともに、髙田が残した遺産の本質を発見することのできる展覧会になるという。なお、同展は東京と兵庫の巡回を予定しており、兵庫では姫路市の姫路市立美術館で開催を予定している。会期は2025年4月12日から7月21日まで(※予定)。

◾️「髙田賢三 Takada Kenzo」・東京会期:2024年7月6日(土)~9月16日(月)会場:東京オペラシティ アートギャラリー所在地:東京都新宿区西新宿 3-20-2 ・兵庫会期:2025年4月12日(土)~7月21日(月)(※予定)会場:姫路市立美術館所在地:兵庫県姫路市本町68-25