短冊に願いをしたためる七夕。今年の七夕には、現代風に「デジタル短冊」に想いをつづってみてはいかがでしょう?
デジタル短冊に参加すると、なんと願いごとをお焚き上げ(!)してくれるというんです。「信じるものは救われる」という言葉もありますし、叶えたい願望がある人は挑戦してみるといいかも♪
【願いごともデジタルで】
「七夕の里」と呼ばれる福岡県小郡市(おごおりし)が企画している、デジタル短冊。2024年7月31日までに、
①小郡市公式LINEと友だち登録
②お楽しみメニューの「デジタル短冊」をタップ
③願いごとを送信
という手順を踏むと、七夕神社で願いごとをお焚き上げしてくれるのだとか!
【七夕神社とは】
七夕神社とは、地元では親しみを込めて「七夕さん」と呼ばれる媛社神社(ひめこそじんじゃ)のこと。小郡市を南北に縦断する宝満川をはさんで
・織女神(織姫)をまつる媛社神社
・犬飼神(彦星)をまつる稲吉老松神社
があることから、「七夕の里おごおり」として街づくりが行われています。
【なぜ七夕に短冊を書くの?】
日本に伝わる「七夕=願いごとを短冊に書いて飾る」という風習は、中国の「乞巧奠(きこうでん)」が由来とされているみたい。
織物の名手であった織姫にあやかり、機織りや裁縫の上達を祈る行事で、7月7日には祭壇に針や五色の糸を備えて、星に祈りを捧げていたのだそうです。
後世においては「芸事」や「手習い事」の上達を願う行事へと変化しました。
こうした背景にちなんで、上達したいなにかがあるのなら、デジタル短冊にしたためてみてはいかがでしょうか。由緒あるお寺によるお焚き上げの効果で、あなたの願いが天に届くかもしれません……!
参照元:LINE、小郡市、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch