俳優の伊藤英明が7月1日にInstagramを更新し、所属事務所からの退所と独立を発表した。
大先輩の事務所をわずか2年で退所
伊藤はあらたまったキメ顔写真とともに「皆様へ」と題し「この度、私、伊藤英明は株式会社グランパパプロダクションを退所し独立しました事をご報告申し上げます。社長、土井さん、事務所の皆様に心から感謝申し上げます」とメッセージを綴った。
さらに「これからも日本国内、国外の様々な作品に携われるよう精進したいと思っております」と記し、海外挑戦への意欲も見せている。
伊藤は2022年に20年以上所属した事務所のA-teamを離れ、2018年に亡くなった俳優の津川雅彦さんが所属していたグランパパプロダクションへ移籍していた。
津川さんは伊藤にとって芸能界の恩人であり「エイメイちゃん」の愛称でかわいがられていた。お世話になった大先輩の事務所をわずか2年で退所となれば、あっさりと見限っているようにも見え、当然良い印象を持たれないだろう。
実は伊藤はさわやかなルックスに比して好感度は高くないと芸能プロ関係者は語る。
『原作者? しゃべんなきゃダメ?』
「伊藤さんの好感度を何より下げてしまったのは、いわゆる“海猿事件“ですね。伊藤さん主演の作品ですが、制作局のフジテレビと原作者で漫画家の佐藤秀峰さんが内容の大幅な改編をめぐりトラブルになり、事実上の“お蔵入り“作品となっています。
さらに佐藤さんが映画の撮影現場を訪れたところ、伊藤さんは『原作者? しゃべんなきゃダメ?』とつれない態度だったそう。のちに佐藤さんは顛末を暴露したnoteで《嫌なヤツだと思いました》と記しています」
実際に暴露の通りならば、伊藤の態度はかなり尊大と言わざるを得ないだろう。今回の独立劇には“自己評価の高さ“も透けて見える。
ネット上でも《原作者から非難浴びていろいろあったせいで独立したら当分は役者としては世間の目は厳しい状況続くかも》《彼はあちらで何を売りにできる役者なのだろう。顔や体格なら日本では良いかもしれないが、あちらなら全然目立つものではないし》《国内だからあのキャラの価値はあるもののハリウッドで彼に仕事を出す理由が見いさせない》といった指摘もある。
50歳を前にした挑戦を応援したい気持ちはあるが、伊藤の今後は前途多難かもしれない。