舞台『饗宴/SYMPOSION』が7月3日から世田谷パブリックシアターで上演される。
演出・振付を手がけるのは橋本ロマンス。「マイノリティ・ポリティクス」を主題とし、コンセプチュアルな手法を用いながらも、ポップやストリートカルチャーの要素を取り込み、同時代性の高いパフォーマンス作品を創作している。
『饗宴/SYMPOSION』は、古代ギリシャの哲学者プラトンによる対話篇『饗宴』への批判的視点を出発点とする新作パフォーマンス公演。詩人、知識人たちによる「愛（エロス）」についての演説が行なわれ、ソクラテスの「智慧（ソフィア）」への賛美が語られる『饗宴』が、2024年の東京で開かれるとしたらそこに集まる人々とは誰か、そこではどのような「愛」や「智慧」が語られるのか、現代における「マイノリティ・ポリティクス」に焦点を当て、社会で透明化された人々のための愛のメッセージを身体表現で可視化するという。
音楽を篠田ミル（yahyel）が担当。出演者に池貝峻（yahyel）、今村春陽、唐沢絵美里、Chikako Takemoto、田中真夏、野坂弘、湯浅永麻が名を連ねる。
REFLECTA, Inc.（岡﨑真理子＋邵琪）
橋本ロマンス
