レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、7月11日~14日に開催される今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FOS)で、この伝統あるイベントに参加する初の現世界チャンピオンとして注目を集めることになるだろう。レッドブルの大きな存在感が、夏のイベントを席巻することになりそうだ。
フェルスタッペンは、2021年のチャンピオンシップを制覇したRB16Bでグッドウッドの有名な丘を駆け上がることになり、レッドブルは週末を通して7台ものF1マシンを披露する予定だ。フェルスタッペンに加え、セルジオ・ペレスと元レーシングドライバーであるクリスチャン・ホーナーも、レッドブルF1のさまざまなマシンで観客を沸かせるだろう。また、ダニエル・リカルドや元レッドブルのデイビッド・クルサード、マーク・ウエーバー、クリスチャン・クリエンも参加し、様々なマシンで懐かしい思い出の旅に出る予定だ。
レッドブルの華やかなショーは、伝説のエイドリアン・ニューウェイが設計した待望のRB17ハイパーカーの世界デビューとともに、7月11日に始まる。現在および過去のチャンピオンたち、象徴的なマシン、画期的なハイパーカーの発表など盛りだくさんのスケジュールが詰め込まれたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、他では見られないレッドブルの展示の場になりそうだ。
「フェスティバル・オブ・スピードの31年の歴史のなかで、これほどの規模でF1チームを祝うのは初めてのことだ」と、FOS創設者である第11代リッチモンド公爵のチャールズ・ゴードン・レノックスは語った。
「現世界チャンピオンはもちろん、ふたりの現役ドライバー、CEO、チーム代表、そして多くの著名な元チームメンバーが参加するのは素晴らしいことだ」とリッチモンド公爵は語った。
「グッドウッドのモータースポーツイベントは、ファンに提供するものについて常に誇りを持っている。レッドブル・レーシングがこのように輝かしく傑出したドライバーとマシンを集め、我々の野望を実現してくれることをうれしく思う」
レッドブルのほかにも、フェラーリ、メルセデス、マクラーレン、アルピーヌ、ウイリアムズも参加する予定だ。特にウイリアムズは、アレクサンダー・アルボンとローガン・サージェントが、チーム代表のジェームズ・ボウルズとともにあの丘に登場することをすでに発表している。