一緒に店に入った友人がクレーマーのように店員に向かって怒りだしたら、その場に居合わせる方はたまらない。京都府に住む50代後半の女性（サービス・販売・外食／年収150万円）は「思ったこと全て言葉にする」という怒りっぽい友人と絶縁したエピソードを語ってくれた。
友人は「学生の頃から私に対する文句を言ってきてた子」だったそう。女性は何が失礼かも分からないまま突然怒りだす彼女に気を遣い、少し距離を置いていたというが……。（文：國伊レン）
セールの高級ハムに「普段はいくら」と聞いて「なんも安ないやん」と言う
距離を置きつつ「たまに誘われたら飲みに行くくらいの友達関係」を続けていた女性。ところが、ある日2人で飲みに行ったとき、店員の態度が悪いことを理由に友人が怒りだした。そして若い女性店長に向かって
「責任者呼べ！後で電話するから」
と、ヒートアップしていったそうだ。その場にいる事が恥ずかしくなり、些細な事でキレる友人を「怒りの沸点低過ぎの人」だったと思い返す女性。このほかにも
「一緒にデパ地下に行った時も、セールの高級ハムに『普段はいくら』と聞いて、割引率知ると『なんも安ないやん』と店員さんに言っていた」
など「思ったこと全て言葉にする」性格に辟易していたそうで、「もう一緒に行動するの嫌だと思いました」と当時の心情を振り返った。
「価値観は人それぞれだけど、合わない人とは一緒にいたくないなぁとつくづく思いました。人に対する気遣いは、他人である店員さんにはまるでない感じでした。私にすれば言う必要ない言葉でした」
あまりの価値観の違いに絶縁することを決めたようだ。些細なことで怒り出す人とは一緒に居たくないものだ。
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