これらのGT500クラスの各チームのピット位置の間にGT300チームが入っていくことになるのだが、関係が深いチームの場合は隣同士になるように並べられる。例えば、GT500クラスのTGR TEAM KeePer CERUMOとGT300クラスのmuta Racing INGINGはスーパーフォーミュラの体制を見ても分かるとおり関係が深いことからピットは隣となる。またGT300の場合でも国産車の場合は各メーカーに近いピット位置が与えられることが多い。
また、メンテナンスガレージが同じ場合もピットが隣、もしくは近い位置となる。例えば、ニッサンZで参戦するGAINERとフェラーリで参戦するPONOS RACINGはどちらもGAINERがメンテナンスをしているので隣。ホンダNSXで参戦するTEAM UPGARAGEとBMW M Team Studieはメンテナンスが同じであるため隣となる(ただし例外もある)。
その他のチームの場合は、各メーカーの間のピットに割り振られていくことになるのだが、車種が同じなどで特定のチームが近いピットになることも多い(GOODSMILE RACING & TeamUKYOとK2 R&D LEON RACINGなどが好例)。なお、各チームともサーキットのピット上にある看板はピット位置の検討材料とはならない(鈴鹿等。ただしピタッと合うこともある)。また、チームからピット位置については希望が出されることもあり、例えばHOPPY team TSUCHIYAは岡山、もてぎ、SUGO、オートポリスではいちばん最終コーナー寄り、富士、鈴鹿ではいちばん1コーナー寄りのピットという希望がある。ただし、チームの要望についてはすべての希望が叶えられるわけではないという。