ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信中の『スター・ウォーズ:アコライト』は、映画シリーズ『ファントム・メナス(エピソード1)』の約100年前を舞台に、ダークサイドの勃興と台頭を描いたオリジナルドラマシリーズだ。「スター・ウォーズ」シリーズでは、R2-D2やC-3PO、BB-8、D-Oなど愛らしいマスコット的なドロイド・キャラクターが登場してきたが、『アコライト』では第1話から「Pip(ピップ)」というポケットサイズのドロイドが登場している。
【動画】ライトセーバーアクションにフィーチャーした特別映像 マスター・ソル役のイ・ジョンジェも「実物を見て、とてもかわいいと思いましたし、配信が始まったら欲しいと思われる方がたくさん現れるのではないか、と思いました」と太鼓判を押す初登場のドロイド「ピップ」。「見た目がかわいいだけでなく、よく働くんです。オーシャ役のアマンドラ・ステンバーグさんも、ピップがいてくれて、すごく助かったんじゃないかな(笑)」と話していた。
公式サイト(https://www.starwars.com/)によると、ピップは、オーシャがさまざまなツール、アタッチメントを取り付けてカスタマイズした手持ち式修理ドロイド。元気で明るい性格で常にやる気があり、いつでも喜んでオーシャの仕事を手伝っている。
第4話では、マスター・ケルナッカ捜索のため、コーファーに向かう船中でオーシャが出会った、カワウソのようなティンナン(Tynnan)と呼ばれる種族の船員「バジル」もピップに興味津々だった。そのバジルに威嚇された際は、水鉄砲で対抗ピップ。火消しから鍵開けまで、さまざまな機能を備えているそうだ。
日本版声優たちにもピップの印象を聞いた。ファイルーズあい(メイ/オーシャ役)は「オーシャにとって、ピップは親友であり家族のように大切な存在。私もピップのピコピコした声を聞くと愛おしく感じるようになりました」。
配信開始前のイベントで「初めて『スター・ウォーズ』作品を観たのは『スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)』だったと思います。それ以降の作品ももちろん観ていたので、今回ライトセーバーを操るジェダイ役を演じられるのは感慨深いです」と語っていた諏訪部順一(マスター・ソル役)は、「100年後にはR2-D2のようなドロイドが一般的になっていることを思うと、原型はピップみたいなものだったのかな、と想像が膨らみますよね。一方で、スマホ感覚で携帯できるというのは現代的でうまいな」。
武内駿輔(若きジェダイのヨード・ファンダー役)も「機械なのに、生き物のように魅力的に見えて、愛着が湧いてくるキャラクターが登場するのも『スター・ウォーズ』の魅力の一つなんじゃないかと思います」と話していた。