6月19日、スポニチアネックスの報道でTBS系バラエティ番組『ジョンソン』が今秋で終了することが明らかになった。
「かまいたち、見取り図、モグライダー、ニューヨークという今をときめく人気コンビ4組を揃え、大々的にスタート。しかしダウンタウンらが出演した人気番組『リンカーン』の後継番組という謳い文句だったため、何かと比較されてしまったのがマイナスに働いてしまいましたね」(テレビ誌編集者)
6月27日段階では公式から終了のアナウンスはないものの6月23日、ニューヨークが自身のYouTubeで生配信しているラジオ『ニューヨークのニューラジオ』内で番組終了について言及した。ツッコミ担当の屋敷裕政が、
「どこから漏れるの? 俺の結婚も漏れたし」
怪訝そうに口火を切ると、ボケ担当の嶋佐和也は、
「1日ぐらいなら早く漏れてもいいんじゃない?」
正式発表済みという認識のまま、2人は会話を続けた。
「もうちょっとやらせてはもらいたかったですけど。今月オンエア全然なかったし、実質半年ぐらいですからね」(嶋佐)
と、早すぎる番組終了を惜しんでいた。
「情報公開前に話をするのは業界ではタブーです。ちょっとした撮影の内容でもそこは念を押しますし、SNSなどでアップしないようにお願いします。報道された後でも、局側が正式発表する前に番組終了について出演者が話してしまうのはかなりタブーなのですが、ニューヨークのYouTubeは削除されていないどころか、ほとんど話題になっていない(苦笑)」(制作会社関係者)
6月26日に行われた『M-1グランプリ2024』開催記者会見に出席したモグライダーも、番組終了について言及。
「『ジョンソン』も終わるらしいんでね。もう『M-1』しかないんですよぼくたちには(笑)」
ツッコミ担当の芝大輔が自虐トーク。司会を務めた川島明から「終わるんですか?」と聞かれると、
「わかんないですよ。我々も正式には聞いていませんからね」
と濁していた。出演者が2組も番組終了をネタにしたものの、SNSでも『ジョンソン』の話題はほぼ“無風”状態だ。
「スタート前の期待値が高かった分、放送数回でガッカリして脱落した視聴者が多かったですからね。今春には総合演出が『クレイジージャーニー』も手掛ける敏腕プロデューサーに変更になり面白くなり始めていたのですが、残念ながらすでに離れてしまった視聴者が戻ることはなかった。最初からこのプロデューサーが担当していれば、こんなに早く終了することはなかったはず」(放送作家)
せめて最終回ぐらいは話題になってほしいが……。