2024年06月21日 11:31 gooランキング
3位は「熊本城」!
肥後北半国の領主・加藤清正が隈本城を改修し、1607年に新城として完成させた「熊本城」。大小の天守閣ややぐらを備えた難攻不落の城として、加藤家の改易以降も細川氏によって居城として使用されました。西南戦争によって天守や本丸御殿などを焼失していますが、1960年に鉄筋鉄骨コンクリート作りで再建。その後も震災によって被害を受けましたが、2021年に完全復旧しています。2位は「松本城」!
鎌倉幕府の滅亡後に小笠原貞宗の支城「深志城」として建てられた「松本城」。その後、同地域を攻め落とした武田信玄によって30年あまり拠点として使用され、武田氏滅亡後の1582年に小笠原貞慶によって回復され、現在の名称に改められました。以降も石川数正など後を引き継いだ領主によって城郭の整備が行われ、最古の五重天守が現存する城として国宝に指定されています。1位は「姫路城」!
1346年に赤松貞範が姫山で本格的な城を築いたのが始まりとの説がある「姫路城」。その後、1580年に当時の城主・黒田孝高(官兵衛)が羽柴秀吉に城を献上すると、秀吉によって三層の天守閣を備えた城へと整備され、後に藩主となった池田輝政が1601年に始めた大改築によって連立式天守を備えた現在の姿へと生まれ変わり、1993年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。