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水卜麻美アナが系列局“24時間テレビ寄付金着服問題”謝罪、今年も放送する理由など説明

2024年06月20日 08:35  ナリナリドットコム

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日本テレビの水卜麻美アナ(37歳)が、6月20日に放送された情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)に出演。今年の「24時間テレビ」について、放送する理由を説明すると共に、昨年の系列局による“寄付金着服問題”について謝罪した。

この日、「ここで、今年の24時間テレビについてお話をさせてください」と切り出した水卜アナは「今年も8月31日、9月1日に24時間テレビを放送することを決めました。そもそもこの24時間テレビは、1978年に始まって、本当にたくさんの方にご協力をいただいてきました。これまでにお寄せいただいた寄付金が、合わせておよそ433億円です。災害復興支援や福祉車両の贈呈など、多岐にわたるチャリティー活動をしてまいりました。しかし、去年の11月、24時間テレビチャリティー委員会の一社で、この寄付金の着服という事態が発覚しました。皆様からの信頼を裏切ってしまう行為です。改めて心よりお詫びを申し上げます」と頭を下げた。

続けて「皆様からのこの大切な寄付金をこれから責任を持って届けるため、外部の弁護士を交えた対策チームとともに再発防止策を作りまして、今後、皆様に信頼していただけるよう努めてまいりたいと思っております。そしてこういった中で迎える今年の24時間テレビです。私たちはこれまで24時間テレビのこれからの在り方に向けて議論を重ねてまいりました。そういった中で今年のテーマを決めました」と説明し、今年のテーマを「愛は地球を救うのか?」と発表した。

そして「これまで24時間テレビを見てくださった方、寄付をしてくださった方、24時間テレビで自分の思いを伝えたいとその場を選んでくださった方、笑顔で参加をしてくださった方、そしてチャリティーの支援を受け取ってくださった方、皆様のことが今思い浮かんでいます。私も10年総合司会を務めてきまして、そういった方々がこの24時間テレビを作ってくださっていたんだなとずっと思ってきました。しかしこういった皆様の信頼を裏切るようなことがありました。本当に申し訳なく思っていますし、心苦しく思っています。でも、だからこそ、この皆様が作ってくれた24時間テレビを私たちは続けたいです。24時間テレビで信頼を取り戻せるよう、必死に考えて伝えてまいりたいと思っています。もちろん皆さまでも、『なんで続けるんだ』と厳しいご意見をお持ちの方、少なくないということも思っています。そして時代の流れとともに、24時間テレビの役割ですとか、求められているものも変わってきているのではないかという風にも考えています。それでも24時間テレビで少しでも役に立てることがあれば、私たちはどうか24時間テレビを続けて、皆さまに何かをお伝えできればという風に思っています」と、「24時間テレビ」を続けることへの決意を語った。

また、「愛は地球を救うのか?」のテーマと、今年のチャリTシャツについて「今年のテーマに決めた日から、私たちがこれまでも思いをデザインに込めて大切にしているチャリTシャツ、では、この今年のチャリTシャツのデザインをどうするのかと、私たちはずっと悩み続けてきました。今年のテーマをデザイン化することが非常に難しいことでした。悩んだ末に、スタジオジブリにご相談をさせていただくことにしました。スタジオジブリは、時代が抱える問題を繊細に感じながら作品を作り続けてこられた日本テレビの大切なパートナーです。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーにご相談に伺いますと、難しいテーマだけど宮崎吾朗くんなら相談に乗ってくれるかもしれないとおっしゃいました。私たちは宮崎吾朗監督に、番組が置かれている厳しい状況、そして抱えている悩みをお伝えしました。するとその日の夜、私たちの元に一枚の絵が届きました。そこには愛は地球を救うのか、わからない、君はどう思う? という言葉が。24時間テレビ『愛は地球を救うのか?』。このテーマを私たちは自問自答し、24時間テレビを再スタートします。24時間テレビは8月31日、9月1日に放送させていただきます。見ていただけたら嬉しいです」と改めて頭を下げた。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20240688255.html