せっかく入社したものの、人間関係や職場環境の悪さなどが原因で「この会社もう無理!」と思う瞬間がある。千葉県の20代女性(営業/年収350万円)は、次のように語る。
「冷暖房がない。トイレが和式。会社携帯が有料。新サービス獲得ノルマ。社長がブラック企業を公言」
会社の携帯が有料なのは、さすがブラック企業と認めているだけある。冷暖房なしや和式トイレを改善しようとしないところもやばそうだ。(文:林加奈)
古すぎる!築60年の職場で「あちこちにガタがきていました」
京都府の40代男性(建築・土木技術職/年収500万円)は、以前、職場が「築60年以上の建屋」だった。築年数が経過していることもあって、「あちこちにガタがきていました」と語る。
「ある台風の後に建屋に亀裂が入ったのか、ネズミが入るように。糞まみれの職場でも修理せず、ついには白骨したネズミと共存。もう無理と思い、転職しました」
職場にネズミが出るようになるなんて、さすがに気持ち悪すぎる。しかし、この職場を経験したことで「この体験でハードルが低くなったのか、少し汚いところでも何も思わなくなった」と回答している。
「遅刻や早退、欠勤が当たり前」の一方で、休まない人が過酷労働
山口県の40代女性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収450万円)は、「自分が当たり前と思っていることが覆される会社」のエピソードをつづっている。
「遅刻や早退、欠勤が当たり前で生産数が追いつかないのに残業をするといびられる。真面目に休まず出勤している人が過酷な労働をさせられる。上司はパワハラを恐れて注意もしない。いくら休んでもクビにはならず3年は職場にいられる」
従業員の勤怠管理が適当な職場だったようだ。気軽に休める環境はありがたいが、他の人がきつい思いをしないよう、会社がしっかり調整するべきだろう。
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