20代前半といえども、ある程度の給料はほしい。大阪府の20代前半の男性(メーカー系/素材・医薬品他/正社員・職員/年収300万円)は月々の手取りが17万5000円で、
「飢え死にすることはないが、贅沢もできず低空飛行をだらだらと続けている感じ」
と自虐気味だ。20代前半なら今後昇給する可能性は高いはずだが、「会社に将来性があるとは言えず」と諦めモード。ならば転職すればいいだけの話だが、
「かといって転職に強い業界でもないので、会社に飼いならされている感じ」
と再び自虐。若ければ、未経験の業界も含めて転職は可能だ。この男性は激務で転職を考える余裕すらないだろうか。
ひと月に使えるお金はさらに少ない。その驚きの理由とは
奈良県の20代前半の男性(正社員・職員/年収300万円)は、保険会社に勤務しており、月々の手取りが17万2000円だという。しかし使えるお金はさらに少ないようだ。
「目標が達成できない場合に自分で入ってポイントを稼ぐというシステムがあるので手取りではもらっていますが、あまり多いと実感できません。また、他にも金融業もしている会社なので投資信託なども自分でやるなどと、ひと月に使えるお金は多くは残らないです。将来としては投資信託の利回りで資産運用を行い、ある程度のお金で生活をしたいと考えています」
ただでさえ少ない収入を自社の保険商品や投資信託に回しているようだ。これでは現金がなかなか貯まらないような気がするが、どうなのだろうか。