「劇場版モノノ怪 唐傘」の最新映像「特別予告 -表の巻-」が公開された。
【動画】物語の肝となる祭“大餅曳”や女中たちの謎の儀式を映した映像7月26日公開の「劇場版モノノ怪 唐傘」。映像は、大奥と外の世界をつなぐ玄関口“七つ口”の広敷番・坂下の明るいナレーションから始まる。その後男性キャラクターが軽快なテンポで紹介され、梶裕貴演じる三郎丸、福山潤演じる平基らのボイスが初披露された。また華やかな建物など、美術カットもふんだんに盛り込まれている。
女中たちが働く官僚機構・大奥と、男性たちが政治を行う場所・表のそれぞれの役割や、七つ口の詳細も一部公開。また物語の肝となる祭り“大餅曳(おおもちひき)”についても語られる。大餅曳は、幕府の象徴であり最高位・天子と正室の子の安産祈願で行われるもの。2カ月前に行われるはずが延期となり、それと同時期にとある女中が1人姿を消していた。さらに大奥で信仰される“御水様”の加護を受けるため、井戸から汲まれる水を飲むという女中たちの謎の儀式の様子も収められた。
ずっと「モノノ怪」のファンだと言う梶は「一度観たら忘れられない中村健治監督の唯一無二の演出は、本作でも健在です!」とファンらしい視点で作品をアピール。福山も「『モノノ怪』は一視聴者として楽しんでいた大好きな作品なのに、まさか出演することになろうとはw」と作品を視聴していたことを明かす。細見大輔、入野自由、津田健次郎からもコメントが寄せられた。
「劇場版モノノ怪 唐傘」はモノノ怪を追い大奥にやって来た薬売りが、そこで隠された真実に触れる物語。女中・アサとカメを軸に、大奥での人間模様やモノノ怪により引き起こされる怪異が描かれる。薬売り役は神谷浩史、アサ役は黒沢ともよ、カメ役は悠木碧が努める。
■ 梶裕貴(三郎丸役)コメント
2006年に放送された本シリーズの原点、「怪 ~ayakashi~」の「化猫」を観て衝撃を受けて以来、
ずっと作品ファンです。
時代劇でありながら現代的、妖怪を描きつつ人間を魅せる。
一度観たら忘れられない中村健治監督の唯一無二の演出は、本作でも健在です!
心を込めて、時田三郎丸を演じさせていただきました。公開をお楽しみに!
■ 福山潤(平基役)コメント
平基役の福山潤です。
「モノノ怪」は一視聴者として楽しんでいた大好きな作品なのに、まさか出演することになろうとはw。
しかも、平基という演じていてとにかく楽しい役にめぐり合わせて頂けたことに感謝です!
ほぼほぼ語れない現段階ですが、大変見ごたえある作品になっておりますので、是非劇場に足を運んでくださいませ!!
■ 細見大輔(坂下役)コメント
長く愛される「モノノ怪」という作品に参加させて頂き、大変光栄に思います。
また、今まで何度かご一緒させて頂いた中村監督の作品に再び出演する事となり、感謝しております。
坂下という役、大奥の警備を担当しつつも、少しお茶目で愛嬌のある彼を、どうか楽しんでいただければと思います。
■ 入野自由(天子役)コメント
天才奇才! 中村健治監督の新作アニメーションをひたすらに心待ちにしていました。
中村組として、僕自身も作品に参加することができて、とても嬉しく思っています。
モノノ怪でしかできないアニメーション体験をお楽しみに!
■ 津田健次郎(溝呂木北斗役)コメント
日本が創るアニメーションの良さが散りばめられた作品に参加出来る事をとても嬉しく思います。
世界観、キャラクター、物語、絵作り、等々何処をとっても独自性に溢れた素敵な作品です。
その中で溝呂木北斗というミステリアスなキャラクターを演じるのは楽しかったです。
是非劇場でモノノ怪の世界に入っていって下さい。
■ 「劇場版モノノ怪 唐傘」
2024年7月26日(金)公開
□ スタッフ
監督:中村健治
キャラクターデザイン:永田狐子
アニメーションキャラデザイン・総作画監督:高橋裕一
美術設定:上遠野洋一
美術監督:倉本章
斎藤陽子
色彩設計:辻󠄀田邦夫
ビジュアルディレクター:泉津井陽一
3D監督:白井賢一
編集:西山茂
音響監督:長崎行男
音楽:岩崎琢
プロデューサー:佐藤公章、須藤雄樹
企画プロデュース:山本幸治
配給:ツインエンジン、ギグリーボックス
制作:ツインエンジンEOTA
□ キャスト
薬売り:神谷浩史
アサ:黒沢ともよ
カメ:悠木碧
北川:花澤香菜
歌山:小山茉美
大友ボタン:戸松遥
時田フキ:日笠陽子
淡島:甲斐田裕子
麦谷:ゆかな
三郎丸:梶裕貴
平基:福山潤
坂下:細見大輔
天子:入野自由
溝呂木北斗:津田健次郎
(c)ツインエンジン