Text by CINRA編集部
『結成20周年記念 羊毛とおはな展』が6月29日から神保町のTOBICHI東京で開催される。
2004年に結成された羊毛とおはなは、千葉はな(Vo)と市川和則(Gt)によるアコースティックデュオ。国内外でのライブ活動や、企業のCMソング、映画の主題歌などで楽曲を届けてきた。千葉はなは乳がんのため2015年4月8日に亡くなったが、市川和則はその後もアーティスト活動を続け、結成20周年の節目となる今年3月にトリビュートアルバム『まなざし』が発表された。
同展は、羊毛とおはなの20年をまとめた年表やCD、ライブ衣装など、羊毛とおはなが辿ってきた歩みを振り返る展覧会。画家のjunaidaが描く『まなざし』の複製画や、写真家の平間至が撮影してきた羊毛とおはなの写真が展示されるほか、会場の一角には、marini*monteanyが庭のイラストを描いた箱庭「羊毛とおはな村」が登場する。
展覧会の開催を記念して、結成20周年を記念したオリジナルグッズや、羊毛とおはなと親交のある作家の作品を販売。数字の20と羊の上に千葉はなが描いた黄色い鳥が乗った記念ロゴのグッズ、アクセサリー作家のumloo、布花植物作家のfelticoの作品、イラストレーターの篠塚朋子が描く羊毛とおはなのアクリルスタンド、marini*monteanyが描くポスターなどがラインナップしている。
7月6日には神田ポートビルで『結成20周年記念 羊毛とおはな展「まなざし」LIVE vol.2』を開催。歌手の南波志帆と文筆家の甲斐みのりによる羊毛とおはなについてのトークや、南波志帆の朗読、市川和則と見田諭(mitatake)のギターデュオThe BOCOS、ポップデュオDadaDによるミニライブが行なわれる。チケットの販売は6月14日11:00からスタート。会場には羊毛とおはなをイメージした撮影コーナーや、トレカ制作コーナーも登場する。この2つのコーナーはチケットなしでも入場可能。
TOBICHI京都では7月26日から巡回展が開催される。