面接では指定された時間に遅刻しないようにするのが最低限のマナーだ。それは面接をする側にも言えることだが、人事担当者が遅れてきたというエピソードが寄せられた。
群馬県の50代男性(営業/年収750万円)は、10時開始の面接に間に合うように到着。「総務人事担当者から、事務所前に着いたら携帯に連絡するよう指示を受け」ていたため、9時55分に携帯に連絡したが、つながらなかったという。(文:林加奈)
遅刻しても「何の躊躇もなく、お詫びもせず」10分遅れで面接開始
男性は仕方なく、事務所前の内線を使用して連絡した。すると、
「私の後方から総務人事担当の女性が出社。自分で面接会開始を10時と決めて、5分前すら会社に来ていないことに驚きでした」
驚くことはそれだけではなかった。
「その後、入口から入ると面接場となる部屋には5人程度の面接官(明らかに上層部の方々)がスタンバイ状態。私は、その女性の準備(着替えなど)が終えるまで待機所で待たされ、その女性と一緒に面接の部屋へ」
その担当者は面接に来た男性だけでなく、上役と思われる5人の面接官も待たせていたのだ。そして
「その女性は上層部の方々を待たせることに何の躊躇もなく、お詫びもせず、開始予定から10分程度遅れて面接の司会進行をされていた」
と呆れたように書いていた。ある意味、肝が座っているとも言える。
どんな理由であっても、遅刻したらお詫びの一言があってもいいはずだ。こんないい加減な社員のいるところで、働きたいと思う人はいるのだろうか……。
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ